プリズン・ブレイク #4.08 – The Price

シーズン4 第8話「代償」

ティーバッグを隠し通路に閉じ込め、ゲート社をあとにしたマイケルたち。と、そこにグレッチェンが接触してきて、鳥の図鑑の重要なページは自分が預かっていると言う。カンパニーを倒すという同じ目的のため、協力し合おうと取引を持ちかけられたマイケルは、嫌々ながらもそれに応じるしかなかった。アジトに帰ると、サラたちもラスベガスから戻っていた。鼻血の件を心配するサラに大丈夫だと答えるマイケルだが、そうは見えないと尋ねられると、実はサラに言い辛い話があると打ち明ける。グレッチェンが生きており、しかも協力し合わなければならないと聞かされたサラは、やはり動揺を隠せなかった…。

ローランドのせいで失ってしまったブラックホールを、新たにもう1台作る時間の余裕は無かった。そのため、最後のカードホルダー、クランツ将軍の"スキュラ"は、現物から直接コピーするしか方法は無い。リンカーンが得意としていた、昔ながらの手口を基に立てられた計画は、リンカーンとスクレがクランツ将軍のリムジンにわざと車を激突させ、そこに駆けつけた偽の救急隊員マイケルとサラが"スキュラ"をコピーするというものだった。マイケルたちがその準備に追われている間、用済みとなり蚊帳の外に置かれたローランドは、以前マホーンが捨てたメモの相手に連絡を試みる。

リンカーンとマイケルを"売る"という謎の人物からのメールに、報酬は100万ドルだと返信するワイアット。ローランドは、すぐにリンカーンの現在地を伝えた。クランツ将軍を襲うスタンバイをしていたところ、逆にワイアットに襲撃されたリンカーンは、慌てて車で逃げ出すが、スクレが腹を撃たれていた。一旦アジトに引き返すと、マイケルたちは裏切って姿を消したローランドを探しに出る。その頃、ワイアットと直接会っていたローランドだが…。

アジトに残ってスクレの治療をしていたサラは、血まみれになった自分の姿を見てフラッシュバックを起こす。グレッチェンから二人きりで話がしたいと連絡を受けていたが、会いたくないと断っていたサラ。しかし、今の自分の姿を見て、パナマで監禁されていた時の辛い記憶が蘇ってしまった。自分なりの決着をつけるため、サラはグレッチェンの待つモーテルに一人で出向いて行くのだった…。

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ティーバッグの件が抜けてました。グレッチェンに助けられて隠し通路から出られましたが、今度は中国人シンが再び訪ねて来て殺されそうになります。代わりにグレッチェンがシンと取引し、"スキュラ"を1億2千5百万ドルで売ることに。自分の分け前が2千5百万ドルだけと告げられたティーバッグは…。グレッチェンには従っているふりをしながら、受付嬢トリシャンと何やら企んでいるところは、やはりティーバッグらしい。そして、グレッチェンの話しぶりでは、"スキュラ"にはマイケルたちの知らない秘密がありそう。あと、カンパニーはラオスで大量の偽札をバラ撒いていたようです。