Lost #5.11 – Whatever Happened, Happened

LOST シーズン5 第11話「未だ見ぬ過去」

自分を逃がしてくれたベン少年を撃って、サイードはジャングルの奥へと消えて行った。倒れていたベン少年を見つけ、診療所に担ぎ込むジン。ジュリエットは必死でその治療に当たるが…。その頃、サイードを入れていた牢を調べに向かったホレイスたちは、扉に鍵が刺さったままなのを発見。その鍵を持つ3名のうち、新入りのジャックをホレイスが怪しんでいるのを気づいたソーヤーは、マイルズにジャックたちを匿うよう指示する…。

ホレイスたちに見つからないよう、ジャック、ケイト、ハーリーを家に閉じ込めるマイルズ。ジャックが軟禁状態に不満を漏らす中、ハーリーは別の問題を抱えていた。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を思い出したハーリーは、ベン少年が死んでしまうと未来が変わり、自分たちの存在が消えるのではないかと不安に思っていた。マイルズはファラデーの「過去は変わらない」説から、ベン少年は必ず助かるので大丈夫だと教える。ベン少年がサイードに撃たれたのは、起こるべくして起こったことだと。だが、それならば、なぜ未来のベンは少年時代にサイードに撃たれて死にかけたことを覚えていなかったのか? そうハーリーに聞かれたマイルズは、答えに詰まってしまう。

ジュリエットだけではベン少年の治療は無理だと知ったソーヤーは、ジャックに手助けを頼む。しかし、ジャックはベン少年の治療を拒否し、「過去は変わらない」のなら、自分が助けなくてもベン少年は死なないはずだと言い返す。ジャックが助けてくれないと知ったジュリエットは、ベン少年を救うには"彼ら"に託すしかないとケイトに打ち明けた。

ベン少年を車に乗せ、集落を抜け出したケイト。その後を追ってきたソーヤーと共に向かったのは、敵であるリチャードたちのところだった。リチャードは、ベン少年の命は救えるが、それにはある"副作用"が伴うことを告げる…。

* * * * *

今回はケイトがメインの回。フラッシュバックでは、#4.13「基地オーキッド」でソーヤーがヘリから飛び降りる前に頼まれたこと、そして自分の子として育てていたクレアの息子アーロンがどうなったかが分かります。

あと、ハーリーが疑問に思った「未来のベンは、なぜサイードを覚えていなかったのか?」の謎も今回のうちに分かります。子供の頃は良い子だったベンが、なぜあんな大人になったのかも、それが原因だったんですねぇ。

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