タイムボム

映画やドラマでよくあるシチュエーション。時限爆弾を止めるためには、どの導線を切ればいいのかっ!今回はそれを体験できるカードゲームです。

狂気の天才科学者が、爆発すると時間を巻き戻してしまうという恐ろしい爆弾を発明。その情報を手に入れたタイムポリス(時空警察)は爆弾を発見するが、すでにスイッチは押されカウントダウンが始まっていた。爆発を阻止しようとするタイムポリスだが、その中には逆に爆発を望む悪の組織ボマー団が紛れ込んでいた…。

という訳で、爆発を阻止するために全員で相談しながら、どの導線を切るかを決めるのですが、ボマー団のプレイヤーは逆に爆発するよう密かに邪魔をしなければいけません。今回はぺす、チョビ、そして私キントの3人でプレイしてみました。

3人プレイの場合、まず陣営カードはタイムポリス2枚、ボマー団2枚でシャッフルし、裏向きのまま各プレイやーに1枚ずつ配ります。余った1枚は使わないので裏向きのまま(どっちの陣営か確認しない!)箱に戻すなりどこかに置いておきましょう。
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次に導線カードは「解除」3枚、「BOOM(爆発)」1枚、「し〜ん…」11枚をシャッフルし、裏向きに同じ枚数(今回は5枚ずつ)配ります。
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プレイヤーは他の人に見られないよう自分のカードを確認します。僕はボマー団で導線カードは「BOOM」とあと4枚は「し〜ん…」でした。
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確認したら導線カードは裏向きにしてシャッフルし自分の前に並べます。つまり自分がどのカードを何枚持っているかは分かってるが、どの位置にあるかは分からない状態。陣営カードも裏向きのまま自分の近くに置いときましょう。もちろん自分がどっちの陣営かを他の人には教えてはいけません。
上の方にある赤い丸は解除チップといいまして、「解除」が出たら裏返して青い丸にします。3人プレイだとチップが3枚青くなれば完全解除でタイムポリス陣営の勝利となります。
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で、いよいよゲームスタート。最初のプレイヤーをじゃんけんか何かで選びます。今回は僕が最初に導線を切ることに。プレイヤーは必ず自分以外の人の導線を切らなければなりません。全員で誰のどの導線を切るか話し合います。他の2人は両方ともタイムポリスなのか、タイムポリス1人とボマー団1人なのか?この話し合いでは自分の陣営さえ明かさなければ何を言っても良いらしいので、単刀直入に「解除」持ってる人いるかと尋ねてみると、2人とも持ってるとの答えがっ!タイムポリスは「解除」が出た方が良いので正直に答えるでしょうが、もしどちらかがボマー団でも今後のために持ってなくても持ってるってウソをついてる可能性もあります。…が、ぶっちゃけ僕はボマー団だし「BOOM」持ってるし、今は他2人のどの導線を切っても良いわけで。もちろん「解除」は出ない方が良いですが。

取り敢えずぺす(僕から見て左側プレイヤー)の導線を切ってみると…いきなり「解除」出てしまったー!が、ボマー団だとバレるといけないので、「一発目で解除やったーっ!」といつもの感じではないテンションで叫んでしまいました。そのせいで怪しまれるかも?
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導線を切られた人が次のプレイヤーとなるので、今度はぺすが切る番です。僕のも切って大丈夫だよとウソついてやりましたが、普段から信用されてないせいか(アカンがな!)、チョビ(僕から見て右側プレイヤー)のを切るとのことで…また「解除」出たよコレ。いきなり2連続で出るか!?あと1枚出たらタイムポリス勝ってしまうやん!
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次の番のチョビは僕のを切りましたが「し〜ん…」で何も起こらず。
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プレイ人数の数だけ導線を切ったら1ラウンド終了です ← 全員が1回ずつ切ったらではないことに注意!
切られなかった導線カード全員分を集めてシャッフルし、それぞれに同じ枚数(今回は4枚ずつ)配ります。
今回、僕に回ってきたのは「BOOM」、「解除」、「し〜ん…」2枚。であれば、他 2人のカードは全部「し〜ん…」と言う事になります。
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また導線カードをシャッフルして自分の前に並べます。
前ラウンドの最後は僕が導線を切られたので、次は僕の番。誰の導線を切ろうかなと、いちおう小芝居してみたものの、こっちは他2人のカードが全部「し〜ん…」って知っとんねん。で、チョビの導線をカット!…当然「し〜ん…」
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チョビの番。こっちには「BOOM」があるけど「解除」もある。一か八かで「解除」持ってるよと言ってみると、僕のを切るとのこと…で、切ったら「BOOM」、大成功!
ボマー団である僕の勝利です。
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ちなみに他の2人は、どちらもタイムポリスでした。
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カードゲームでありがちなのは、何人かでプレイしていても途中で負けた人が抜けてしまい、その抜けた人はゲームが終わるまで待ってる間ヒマになっちゃうことなんですよね。ですが、このゲームは最後の瞬間まで全員参加なので、そういうのが無くて良いです。

このゲーム自体は前からあったそうですが、この度ニューバージョンとして改めて発売されたそうな。
ルール面の新しい要素は、第三陣営のスパイを加えることもできること。スパイとは爆弾を発明した博士が未来から送り込んだアンドロイドで、爆弾のデータを収集するため、完全解除も爆発もさせずに4ラウンド終了させることで勝利となります。

また、このゲームは2〜8人用となってます。え、2人でってどうやるの?2人でやって面白いの?と思われるでしょうが、そこは心配なさらずに、今回のように3人プレイで進めていって下さい。存在しないはずの3人目のプレイヤーとしてNPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)のオオタさんが参加してくれますので。
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プレイ人数 2〜8人
推奨年齢 10歳以上
プレイ時間 約1〜30分

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