学園メテオ

次々と降り注ぐ隕石により崩壊していく街。そんな中、生き延びるために助け合う少年少女たち。だが、そこには愛だけではなく憎しみも渦巻いていた…。

学園メテオ
ボード上にランダムに並べた25枚のタイルがゲームの舞台である街となります。
6名いるキャラクターの誰かとなって、隕石を避けながらそれぞれの目的を果たさなければなりません。

各キャラの勝利条件を簡単に紹介すると…
平凡男子 – 街が半壊するまでとりあえず生き残る。
ストーカー女子 – 平凡男子と一緒に死ぬ。
学園王子 – パニック状態の仲間を4回以上励ます。
復讐女子 – どさくさに紛れて学園王子を殺す。
女子生徒会長 – 生存者全員を一箇所に集める。
異星人X – 他の生存者を1人以下にする。

人気者の学園王子は皆を励まして助けるイイ奴に思えるが、見方によってはこんな状況下でも人気取りをする嫌な奴とも言える。
唯一の善人キャラと言える女子生徒会長ですが、勝利条件は「自分と(自分以外の1人以上の)他の生存者を同じタイルに集める」であって「全員を集める」のでは無いんです。つまり誰か1人を助けることにすれば、他のキャラは見殺し又はわざと死なせてしまえば良いと、プレイの仕方によっては一番の腹黒キャラにもなり得るわけです。
また、異星人Xには駒はなくてUFOと書かれたタイルにいることになってます。移動できないので隕石直撃したら死にます。自分が隕石を降らせてるくせに…。

正体隠匿系ゲームなので、自分の正体を隠しつつ行動するのですが、自分の駒がいわゆるミープル(どれも同じ人型で色が違う)みたいなのじゃなく個別の駒になってます。なので、自分の駒を動かすと当然すぐ正体がバレてしまうから、このゲームは自分の手番でどのキャラの駒を動かしても良いんです。自分のじゃない駒を動かしつつ、でも自分に有利なように動かさないといつまで経っても勝てない。けど、あからさまに動かすと結局のところ正体がバレちゃう…と、悩むのが面白いところです。
他にも各キャラには特殊能力があったりして、自分にとって有利になるはずが、それが逆に他のキャラにも有利になっちゃったり。

学園メテオ
隕石はカードをめくって落下場所が決まるのですが、こんな感じでアルファベットか数字が出て、それが座標になる訳です。なので次の落下地点はある程度は分かるようになってます。完全にランダムだったら避けようがないですもんね。また各キャラには2ヶ所ずつ安全地帯があり、そこにいる時に隕石が直撃しても即死にはなりません。

状況的にはこの某カップ麺のCMみたいなイメージかな〜。地球滅亡の瞬間にも呑気にアオハル(青春)してる!このゲームにはこんな関係のカップルいないけど。

プレイ人数 2〜4人
推奨年齢 10歳以上
プレイ時間 約30分

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