The 4400 #2.12 – The Fifth Page

4400 未知からの生還者2 第12話「集団発症」

マイアの発疹の原因は未だ分からなかった。カルテを読んでいたダイアナは、なぜか5ページ目だけが抜き取られているのに気づき不審に思う。そんな時、世界中で生還者が次々と倒れ始めたと報告が入る。身体に異常をきたしていたのは、マイアだけでは無かったのだ。そして、ショーンやアラナも発病し、隔離施設に運び込まれる。対応に追われるトムやダイアナたち。負傷したジャーヴィスに代わり、前任者であったライランドがシアトル支局の指揮を執りに戻って来た。上司でもあり友人でもあるライランドの復帰を喜ぶトムだったが、病気の者だけではなく生還者全員を隔離するよう命令されると、複雑な心境だった…。

ショーンから4400センターの臨時代表に任命されていたリチャードは、発病していない生還者まで隔離すると言う政府の命令には従えないとの声明を出す。しかし、リチャード自身も問題を抱えていた。マシューたちが娘イザベルを使って何か実験をしているのに気づいたのだ。リリーは、すぐ娘を連れてセンターを出ると言うが、今は内輪もめしている場合では無い。数時間後にはセンター内の生還者を連行すべく、ライランドたちが乗り込んで来るのだ。

一方、バーコフ博士は生還者の治療法を見つける協力をするとトムとダイアナを訪ねる。二人はバーコフを政府側の担当医ハドソンに引き合わせるが、協力は要らないと拒否された。怒って帰ってしまうバーコフ。何か怪しいと感じたトムたちは、マルコに極秘資料をバーコフに届けさせる。

部下を引き連れ、4400センターに乗り込んだライランド。しかし、そこにはマシューたち一般人しか残っていなかった。その頃、生還者たちはリチャードに率いられ隠れ家に潜んでいた。だがセンターのやり方を信じられなくなったリリーは、元夫のブライアンに連絡をとり、イザベルを連れて隠れ家から逃げ出してしまう。

バーコフから、あれは病気ではなく、何者かによって仕組まれたものだと聞かされたトムとダイアナ。自分たちで資料を調べるうち、ダイアナはカルテの5ページ目を見つけ、それが政府による陰謀だと気づくのだった…。

* * * * *

種を明かせば、生還者が政府機関に定期健診に訪れる度に、生還者の能力の元になっているプロマイシンという物質を抑制する薬を注射かなにかで投与していた訳です。で、逃亡生活を続けて、ずっと健診を受けていなかったリチャードたちは発病しなかったと。