LOST シーズン3 第5話 『懺悔』
ロックたちに救助されたものの、意識不明のままテントの中で横たわっていたエコー。やがて自分の名前を呼ぶ声で意識を取り戻すと、目の前には亡くなったはずの弟イェミがおり、ついに懺悔をする時がきたのだと言う。その時、テントが燃えているのに気づいたチャーリーらは、また間一髪でエコーを助け出す。しかし、皆が消火作業をしている隙に、エコーは黙って姿をくらました…。
ジャックたちの居場所を調べるために、以前エコーが発見した別のハッチ、パール・ステーションの設備が使えるのではないかと考えるロック。さらに行方不明のエコーを心配するチャーリーから、火事から助け出した時、うわ言でイェミのことを話していたと聞いたロックは、エコーがイェミの遺体が眠る小型飛行機の墜落現場…つまりパール・ステーションと同じ場所に向かったと気づく。
ジャックが腫瘍のことを尋ねても、自分ではないと言い張っていたベン。だが、改めて牢にやって来たベンは、実はジャックに手術をして欲しいのだと言う。腫瘍が発見された2日後に、空から医者が落ちてきたのは神の思し召しではないかと…。
デズモンド、サイード、そしてニッキー&パウロを連れて出発したロックは、途中でエコーを発見。一緒に目的地に到着するが、そこにあるはずのイェミの遺体は消えていた。独りになりたいと言うエコーを残し、パール・ステーションに入ったロックたちは、モニターに映し出された謎の片目の男を目撃する。
今度はジュリエットがジャックの牢にTVを運んできた。映画のビデオを持ってきてあげたと言われるが、観たくないと断るジャック。しかし、ふと画面を見るとそれは映画ではなく、事前に録画されたジュリエットのメッセージ・ビデオだった。監視カメラに映らないようジュリエットが仕組み、密かにジャックに伝えようとしたメッセージとは…。
エコーの前に再び姿を現したイェミ。またしても懺悔をしろと言われたエコーは、自分には懺悔することなど何も無いと答える。確かに悪事にも手を染めたが、それは全てお前や自分自身を守るために仕方なくやったことだと。それを聞いた途端、イェミは態度を豹変させジャングルの奥に姿を消す。イェミのあとを追ってジャングルに入ったエコーが、そこで見たものは…。
今回のメインはエコー。回想は主に #2.10 『詩篇23章』 の続きになります。偶然にも本物の神父と間違われ、危機を脱出したエコー。その後、イェミの教会で神父に成りすましていたが、用心棒代をゆすりに来たチンピラに逆ギレして本性を現してしまう…。
うむぅ~、どこで話を切るか悩みました。実際にもう観られた方からは、中途半端だと怒られるかも知れませんが、今回はこれで勘弁して下さい・・・。
[小ネタ]
ワクチンを運んで来た車のマークとダーマのマーク、すごく似ていますね。構成が同じというか。
何か関係があるんでしょうか?それとも視聴者を混乱させる為?
黒い煙は前にもエコを観察して逃げていきましたよね。
ロックの事は穴に引きずり込もうとしたのに。何なんでしょう??
中央のマークですが
「アスクレピオスの杖」といいまして、ギリシャ神話に由来して、医学、医術の象徴として一般的なものです。アメリカでは病院のエンブレムや救急車などにも良く描かれているので、ドラマ等でよく目にするかと。
シュウシュウさん、ありがとうございます。
あのマークの正式な名称を初めて知りました。ヘビが絡まってる杖=医療関係ってのがイメージ的にいまいちしっくり来ませんが、そういうものなんですね。