The 4400 #4.07 – Till We Have Built Jerusalem

4400 未知からの生還者4 第7話 「エルサレム」

シアトル市の一角を占拠したジョーダン・コリアーたちは、その場所をプロミス・シティーと名付け、世界を楽園に変える壮大な計画の拠点とすると宣言。生還者やプロマイシンを打って能力を得た人々に、協力する気があるならば、ここに集まるよう呼びかける。だが、もし邪魔しようとする者が現れれば、その時は厳しい罰を与えると。そして地震や竜巻などの天変地異を起こし、自分たちの力を見せつけた…。

ジョーダンらが起こした災害による死傷者は一人もおらず、彼らの言う罰とやらのデモンストレーションと思われた。しかし、その力を危険視した政府は、ジョーダン暗殺を計画。かつてデニス・ライランドによって造られた、超能力を持つ強化兵士をその任務に就ける。

選挙運動で忙しくしているショーンをレンホフ上院議員が訪ねて来た。応援に来てくれたのかと喜ぶショーンだが、レンホフは怒りの表情。ショーンが治療の見返りに性的関係を強要しているというゴシップが流れていたのだ。確かに昨夜、治療した患者の娘とデートし、そのまま肉体関係を持ってしまった。それが翌朝にはスキャンダルとして情報が流されている。完全にハメられたと今さら気づいたショーン。だが問題はそれだけでは無かった。ジョーダンが世界を楽園に変えると宣言し、実際その奇跡の力を世界に知らしめた。ジョーダンに反対する立場をとってきたショーンは、もう選挙に勝てないだろうとレンホフは言う…。

ジョーダン暗殺を予知したマイアは、家を飛び出し一人でプロミス・シティーに向かう。だが、いまだジョーダンが善か悪かの判断がつかず、予知で見たことを話すのをためらっていた。そんなマイアに、ジョーダンはこれから面白いものを見せると言う。公害で汚染された川にアナスタシアという女性が入ると、見る見るうちに川は浄化されていった。私たちのやろうとしていることはこういうことだ。そう言うジョーダンを善と判断したマイアは、強化兵士が迫っていることを告げた。

プロミス・シティー入口付近の監視カメラをチェックしていたダイアナは、マイアがそこに入ったことを知る。ジョーダンらと強化兵士の争いに巻き込むわけにはいかないと考えたトムとダイアナは、自分たちの子供を無事に連れ出すため、プロミス・シティーに潜入しようとするのだが…。

* * * * *

ジョーダンのプロミス・シティー (Promise City) は領地を広めていって、やがて約束の地 (Promised Land) となるのでしょうか? ジョーダンは本当に善なのか…いまだに何かどんでん返しがあるような気がしてならない。

その他の小ネタとして、精神に大ダメージを受けていたギャリティーが無事にNTACに復帰。そして、トムとメーガンの仲がいい雰囲気に(アラーナのことはもうどうでもいいのか?)

強化兵士を指揮している軍の偉いさんは、『24 -TWENTY FOUR-』 で大統領護衛官アーロン・ピアース役のグレン・モーシャワーでした。