Lost #6.04 – The Substitute

LOST シーズン6 第4話「代理」

[2004年] ロサンゼルス国際空港から自宅に帰り着いたロックだが、車から降りようとしたところ、車イス用の昇降機が故障。一人で無理に降りようとして車イスが転倒し、地面に投げ出されてしまう。それに気づき、慌てて玄関から飛び出して来たのは、恋人のヘレンだった。家の中に入り、ロックの洗濯物をしようとしたヘレンは1枚の名刺を見つける。空港で知り合ったジャックという医師から貰ったと答えるロック。無料で診察を受けられると聞いたヘレンは、奇跡が起こるかも知れないと喜ぶ…。

数日振りに出勤したロックを待ちかまえていた上司のランディー。シドニーでの会議はどうだったと聞かれ、誤魔化そうとするロックだが、会議に出ていなかった事はすでにバレていた。その場でクビを宣告されたロックは、荷物をまとめて駐車場へと向かう。すると、隣の車がピタリと横付け駐車しているせいで、自分の車に乗り込めない。憤慨しているところに現れた、その車の持ち主は自分が悪かったと謝る。さらにロックがクビになったばかりだと話すと、男はハーリーと名乗ると、自分が会社のオーナーだと言い、代わりに新しい仕事を紹介すると約束する。

ハーリーから教えられた派遣会社に出向いたロックを担当した面接官とは? そして、新たな職場で出会った同僚とは?

[2007年] 石像の隠し部屋でブラムたち仲間の死を悲しんでいたイラーナは、ジェイコブの遺灰を袋に詰めながら、ここで何が起こったのかとベンに尋ねる。ロックが皆殺しにしたと説明しながら、ジェイコブもロックが殺したとウソをつくベン。二人が外に出ると、そこにはサンとフランクしか残っておらず、他の者は寺院に向かったとのことだった。自分たちも寺院に向かうべきだと主張するイラーナだが、サンはその前に本物のロックの遺体を安らかに眠らせてあげたいと言う。

かつてサンが過ごした浜辺のキャンプに着いた一行は、ロックの墓を掘って埋葬。別れの言葉を買って出たベンは、自分がロックを絞殺したことを皆の前で告白するのだった…。

一方、ジャングルの木に吊していたリチャードを下ろしたロックは、仲間になれと勧誘するが拒絶される。リチャードを放置し、ロックが向かったのは、ダーマの集落。今や唯一の住人であるソーヤーの前に姿を表し、なぜソーヤーがこの島にいるのか、その真相を教えてやると言う。

半信半疑ながらも、ロックについて命がけで断崖絶壁の洞窟にたどり着いたソーヤー。その壁一面にはソーヤーやロックの他にジャックたちの名前も書かれていた。これはジェイコブの後継者となる候補者のリストだと話すロック。そのため、ソーヤーもジェイコブによって島に連れて来られたのだと。

ロックは更に選択肢は3つあると続ける。特に何もせず成り行きを見守るか、自ら後継者の道を選ぶか、それとも島を出て行くかと。それを聞かされたソーヤーが選んだ道は…。

* * * * *

2004年の方では、ロックはヘレンと別れておらず、あの父親との仲も良い様子。と言うことは、車イスに乗っている原因も、父親にビルから突き落とされたのでは無いってことでしょう。あの父親が悪人で無いなら、詐欺師ソーヤーは存在せず、ソーヤーはソーヤーって名乗ってないのかも知れない。2004年でのソーヤーが主役のエピソードで明らかになるのかな?

2007年の方では、偽ロックの前に謎の少年が出現。最初はロックがリチャードといる時に来たが、リチャードには少年は見えず。でも、次にソーヤーと一緒にいる時に来た時は、ソーヤーにもちゃんと見えていた。

その他、ネタバレはコメント欄にて。

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1 個のコメント

  • ロックの面接官はローズでした。そして、ローズが出てくる前にロックが話していたのは、#3.10「希望」に出てきた占い師です。ハーリーの父に金を掴まされて、ハーリーに偽の占いを告げてた人。どこかで見た感じがしたけど、誰か思い出せませんでした。こんなマイナーなキャラまで、2004年の世界に絡ませてくるのか。あと、面接の時に壁に貼ってあるポスターの男性がデズモンドに似てる気がしますが…。で、結局、高校教師に転職したロックは、そこでヨーロッパ史の教師ベンと出会うことに。