Lost #6.13 – The Last Recruit

LOST シーズン6 第13話「合流」

[2004年] 轢き逃げされたロックを乗せた救急車が病院に着いた時、同じくもう一台の救急車が到着。そちらには、銃で撃たれたサンと心配そうに見守るジンが乗っていた。病院内に運ばれる途中、ロックの顔を見たサンは、それが誰かを知るはずも無いのに、なぜか怯え始める。

逮捕したケイトを取り調べるソーヤー。815便の機内やロサンゼルス国際空港で会ったことを、お互い覚えていた二人は、ただの偶然ではない、奇妙な繋がりのようなものを感じる。しかし、そこにレストランで殺人事件が起きたとマイルズが知らせに来たため、ソーヤーは席を外さざるを得なかった。

兄オマールの家に戻ったサイードは、慌てて荷造りを始める。それを見たナディアが理由を聞いても、ただ出て行くとしか答えないサイード。そこに予想より早く刑事が訪ねて来たため、裏口から逃げようとしたサイードだったが、ソーヤーに逮捕されしまう。

産まれてくる子を養子に出すつもりのクレアは、斡旋業者を訪ねるが、そこに以前空港で会ったデズモンドが現れ、クレア一人では難しい手続きは無理だと教える。いい人を紹介すると言い、クレアを案内したのは、弁護士のイラーナのオフィスだった。すると、イラーナは偶然にもクレアのことを探していたのだと、驚きながらデズモンドに感謝する。

イラーナから連絡を受け、息子デイヴィッドを連れてオフィスに着いたジャックは、クレアを紹介される。クレアと言えば、確か父クリスチャンの遺言書を探していた時に出てきた名前。クレアから事情を聞かされたジャックは、父に隠し子がいたことを初めて知る。色々と話を聞きたいジャックだが、緊急手術の呼び出しで、すぐ病院に戻ることに。いざ手術室に入ってみると、患者とはジャックの知るあの男だった…。

[2007年] ハーリーたちがキャンプを訪ねて来たのを喜ぶロックだが、ジャックと二人だけで話がしたいと言う。皆から離れて二人きりになると、ロックはあくまでも自分はジャックたちの味方だと強調する。ジェイコブによって候補者に選ばれたために、運命を弄ばれたジャックたちを解放してやるのだと。話を終えてキャンプに戻ると、そこにウィドモアの部下ゾーイが一人で乗り込んできた。盗んだモノを返せと迫るゾーイに、何のことか分からないと白を切るロック。ゾーイが無線で連絡すると、ロックたちのキャンプに迫撃砲が撃ち込まれた。日没までにモノを返せと言い残してゾーイが去ると、ロックはついに出発の時が来たと仲間に宣言する。

ソーヤーとケイトにヨットを取ってくるよう頼み、サイードにはウィドモアたちが要求している例のモノを始末するよう指示したロックは、残りの仲間を率いてジャングルの中を進む。暫くして、サイードの帰りが遅いことを気にしたロックが列を離れると、その隙にジャック、ハーリー、サン、フランクはこっそり逃げ出す。事前の打ち合わせ通り、ソーヤーとケイトに合流したジャックたちは、ウィドモアの潜水艦で島から出して貰うためにヨットで小島に渡ることに。だが、そこに後をつけて来たクレアが現れ、ロックへの裏切りを阻止しようと、銃口をケイトに向ける。

どうにかクレアを説得し、無事にヨットを出すソーヤーたち。しかし、小島に向かう途中で、ジャックはまだ島から出たくないと言い出し、一人でヨットから海に飛び込んだ。小島に着いたソーヤーたちはゾーイに出迎えられ、サンはついにジンと再会を果たす。だが、その直後ウィドモアの裏切りに合い、ソーヤーたちは捕らわれの身となってしまう。一方、本島に泳ぎ着いたジャックはロックたちに出迎えられるが、そこにウィドモア陣営からの迫撃砲が次々と撃ち込まれてゆく…。

* * * * *

2004年の世界でも、皆が次々と繋がり始めました。ソーヤーが裏切ってロックから奪ったヨットは、かつてデズモンドが乗っていたエリザベス号です。

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