24: Live Another Day 6:00P.M.-7:00P.M.

『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』第8話

アメリカ大使館に呼び戻されたジャックは、ヘラー大統領からマーゴに降伏すると聞かされる。決してテロには屈しないはずだと反対するジャックに、降伏するまでに辞任すると答えたヘラー大統領は、さらに自分が認知症を患っていることも打ち明けた。それが世間に知られるのも時間の問題で、当然そうなれば辞任に追い込まれることに変わりはない。大統領としてではなく、あくまで一個人としての行動なのだと。それに、マーゴ自身がそう声明を出しているため、自分さえ犠牲になれば、無差別爆撃テロは起こさないはずだとも。ヘラー大統領の覚悟を知り、もう何も言うまいと心に決めるジャック。そんなジャックにヘラー大統領は最後の命令を下す。他の誰にも気づかれぬよう、私を大使館から連れ出すようにと…。

初めての単独任務に向かったものの、いきなり何者かに銃撃されたジョーダンは、上司であるCIAロンドン支局長ナヴァロに応援を要請する。しかし、助けが来る気配もなく、ジョーダンはこの任務そのものがナヴァロによって仕組まれた罠だったと気づく。生き延びるため、そしてなぜ自分が狙われたかを知るため、ジョーダンは謎の襲撃者に反撃を開始する。

マーゴを見つけるためには、その娘シモーンに頼るしかないのだが、いまだ意識は戻らず。ジャックに急かされたケイト捜査官は、医師を脅して無理矢理シモーンを覚醒させる。自分たちの隠れ家をケイトに教えながらも、恐らくもうそこには居ないだろうと言うシモーン。だが、夫ナヴィードが隠したデータがその家にまだあるはずだと。シモーンの言う通りデータが発見され、それを受け取ったクロエは解析を試みる。

いよいよタイムリミットが近づき、マーゴに指定されたスタジアムに着いた。ヘラーはジャックに大統領恩赦を与えると告げ、独りでスタジアムへと入って行く。自身にとっては処刑場となる誰もいないスタジアムの中央でじっと佇むヘラー。その姿を無人飛行機からの映像で確認したマーゴは、静かにミサイル発射のボタンを押した…。

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