プリズン・ブレイク シーズン5 第5話「迷走」

アブ・ラマールを逆に殺してしまったマイケルたちを撮影した動画がテレビに流れた。リーダーを失ったISILは報復を誓うだけではなく、懸賞金を賭けたため、マイケルたちは誰からも狙われるはめになってしまう。最初のうちは再会を喜び合っていたマイケルとリンカーンだが、追い詰められるうちにリンカーンは不満が爆発。シーノートたちにせっかく国外脱出用の飛行機を用意させているのに、マイケルは列車で逃げると言って譲らない。そもそも、なぜ兄である自分まで騙して死を偽装していたのか? 問い詰められたマイケルは、全てはサラとの結婚式の前にかかってきたポセイドンからの電話が始まりだったと語り出す…。

ポセイドンが言うには、ケラーマンがマイケルたちに与えた免責など簡単に無効にでき、リンカーンを始めサラや皆を本当に自由の身にさせてやりたいのならば、命令に従えとのことだった。その後、サラが投獄された(「ファイナル・ブレイク」参照)のは、実はポセイドンの指示にマイケルが従わなかったためであった。ポセイドンには逆らえないと悟ったマイケルは自身の死を偽装し、その手先として働くしかなかったのだ。

列車に乗るため、人目を避けながら駅を目指すマイケルたち。だが、マイケルたちの行動を予測した者が一人いた。シバに執着するあの片目の男が、マイケルのアジトで地図を発見したのだ。ISILの仲間に連絡をとり、マイケルたちを追う片目の男。やがて発見されたマイケルたちは校舎へと逃げこむ。逃げ道を塞がれ、さすがのマイケルもついに諦めかけた時、ジャが理科室の備品で罠を作りISILに反撃を食らわす。今度こそリンカーンの言うことを聞き、空港へと向かうと決心するマイケル。だが、校舎を出た途端、生き残っていた片目の男が放った銃弾が…。

一方、リンカーンからの連絡を待っていたシーノートたちだが、ISILが空港を封鎖し旅客機は離陸できなくなってしまった。ISILに殺されかけたパイロットを救ったシーノートたちは、格納庫にある古い輸送機を発見し、その中に隠れる。ようやくリンカーンからの連絡が入り、あと数分で到着すると知らされるが、ISILを恐れるパイロットが輸送機のエンジンを始動させてしまう。

その頃、ニューヨークでは。ティーバッグから見せられた写真には、殺し屋ペアと密会している夫ジェイコブが写っていた。にわかには信じられないサラだったが、もしこれが本当なら…息子マイクの身に危険が! マイクを預けている夫の両親宅に急行すると、そこにジェイコブも姿を現した。証拠の写真を突き付けられたジェイコブは、殺し屋ペアと話し合いをするために会っただけだと説明するが、サラがそれを信じるはずも無かった。しかし、親友の協力を得て調べてみると、意外にもジェイコブの話は本当のようだった。ハッキングされたサラのスマホの痕跡から、ジェイコブは逆に殺し屋ペアを突き止めたらしいのだ。さらに、ジェイコブからすぐに警察署に来て欲しいと頼まれたサラが、半信半疑ながらそこに向かってみると…。

原題: Contingency

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