パンデミック: 新たなる試練

気になるドラマもしばらく無さそうなので、最近ハマり出したボードゲームやカードゲームについても書いていこうと思います。とは言え、ここでオススメするのは、やはり海外ドラマや映画っぽいのを中心に。

と言うわけで、初めての紹介は定番の『パンデミック: 新たなる試練』です。
あなた達は病原体対策チームの一員となって協力し、人類滅亡を招く4種類の病原体(黃・赤・青・黒)が地球を覆う前に、治療薬を発見しなければならない!

まずはゲームスタートまでの準備やゲームの流れを説明しているチュートリアル動画をご覧下さい。

メーカー公式のチュートリアル(英語)


※ ゲームはちゃんと日本語化されています

【ゲームの準備】

説明書に載ってる手順と違う部分もありますが、今回は上の動画に沿って説明します。

ゲームボード中央下の治療薬発見エリアに治療薬マーカーを置く。
ゲームボード左下のアウトブレイク表の0の位置にアウトブレイクマーカーを置く。
ゲームボード右上の感染率表の一番左端に感染率マーカーを置く。

シャッフルした感染カードの山札、上から3枚を引き、それらに書かれた都市に病原体コマを3個ずつ置く。
同じく上から3枚引き、それぞれに病原体コマを2個ずつ置く。
さらに上から3枚引き、それぞれに病原体コマを1個ずつ置く。
これで、ゲームスタート時には既に9つの都市に感染者がいることに。
ゲームボード上には48の都市があり、感染カードもそれぞれの都市の名前が書かれた48枚になっています。
なので、今までに引かれた9枚の都市はもう感染しないはずなんですが…何かが起こらない限りは。

ゲームのプレイヤー(2〜4人)は、それぞれ自分が演じるキャラを選びます。自分の好きなキャラを選んでも良いと思いますが、能力によって強い弱いがあるので、ルール上はシャッフルした役割カードを引いてランダムで選ぶことになってます。
役割カードの横にあるのは参照カード。プレイヤーが自分の手番の時にできるアクションを、いちいち説明書を読まなくても確認できるよう簡単にまとめたもの。なので何回もやって馴れてるなら別に要らないです。
シャッフルしたプレイヤーカード(都市カード48枚、イベントカード5枚)の山札から、各プレイヤーは決められた数の手札を引きます。上の動画では2人プレイなので1人4枚ずつ。
プレイヤーは各自のプレイヤーコマをスタート地点のアトランタに置き、そこに調査基地コマも置きます。そこは海外ドラマにもよく出てくるCDC(アメリカ疾病管理予防センター)ということになってます。

前述のプレイヤーカード山札に、引いたら最悪なエピデミックカードを混ぜます。このエピデミックカードの枚数によって難易度が変わります。イージーモードは4枚、ノーマルは5枚、ハードは6枚となります。混ぜ方に法則があるので説明書や動画を参照して下さい。

以上で準備は完了! 文章で書くと長そうですが、実際かかる時間は、ほんの数分です。

【ゲームの流れ】

各プレイヤーの手番は、以下の3つのステップに分かれています。
1) 4つのアクションを実行
2) プレイヤーカードを2枚引く
3) 感染の処理

まず1)ですが、以下の中から最大4つまで実行できます。

移動(4種類あり)

 自動車または船による移動
  地図上の白線で繋がった隣接する都市へ移動。

 直行便による移動
  手札にある都市カードを使う(捨てる)ことにより、その都市へ飛べる。

 チャーター便による移動
  現在地の都市カードが手札にあれば、それを使う(捨てる)ことにより、どこでも好きな都市へ飛べる。

 シャトル便による移動
  調査基地のある都市にいる場合、他の調査基地がある都市へ飛べる。

調査基地の設置
 手札にある現在地の都市カードを使う(捨てる)ことにより基地を設置できる。

感染者の治療
 現在地にある病原体コマを1個取り除ける。治療薬を発見済みなら、1アクションで現在地のその色の病原体コマを全て取り除ける。

知識の共有
 自分が現在いる都市の都市カードを、同じ都市にいる他のプレイヤーに渡す。またはその逆に相手から貰える。

治療薬の発見
 調査基地のある都市にいれば、同じ色のカードを5枚使う(捨てる)ことで、その色の治療薬を発見できる。

「最大4つまで実行」なので、3つだけ実行して終わることもできるし、移動ばかりを4回してもOKです。

2)はそのまんまの通り、プレイヤーカード山札の上から2枚引きます
都市カードかイベントカードだったら手札に加えます。但し、最大7枚までしか持てないので、8枚以上になったら7枚以下になるようカードを捨てるか、イベントカードを使用して減らします。

3)は感染カード山札の上から2枚引き、それぞれの都市に病原体コマを1個ずつ置きます。

以上で自分の手番が終わったら、次のプレイヤー(時計回り順)が同様に手番を行います。

…と、ここで動画では2)の時にエピデミックカードを引いてしまった場合に話が戻ります。

もし引いてしまったら、以下の3つのステップを踏みます。

1) 感染率の上昇
  感染率表にあるマーカーを1つ右に進める! 何回か進んでしまうと、最初は2枚引くだけだった感染カードが3枚、4枚と増えてしまいます。

2) 感染
  感染カード山札の一番下から(←注意! 上じゃなくて下からです)1枚引き、その都市に病原体コマを3個置く!

3) 度合いの増加
  感染カード捨て札だけをシャッフル(さっき山札の一番下から引いたのも含める)し、感染カード山札の上に乗せる。つまり、今までに感染した都市が優先的?に再感染してしまう!

次に動画ではアウトブレイクについて説明しています。

既に同じ色の病原体コマが3個ある都市が再感染した場合アウトブレイクとなり、その都市にはコマは置けず、地図上の白線で繋がった隣接する全ての都市にコマを1個ずつ置きます。
もし、その隣接する都市にも既にコマが3個あったら、連鎖反応で同様にその都市に隣接する都市にコマを1個ずつ置きます。但し、最初にアウトブレイクした都市は除きます。でないと、いつまで経っても連鎖が止まらない!

そしてアウトブレイク表にあるマーカーを1つ下に進める。

【最後に】

プレイヤーの勝利条件は4種類の治療薬を発見すること。

それに対し敗北条件は3つもあり、どれか1つなってもゲームオーバーです。
1) アウトブレイク表のマーカーが一番下まで進んだ時(8回アウトブレイクした)
2) どれか1種類でも置ける病原体コマが尽きた時
3) プレイヤーカードの山札が尽きた時

みなさんも家族や友人と一緒に人類を救ってみませんか? この手のゲームは多人数で遊んだ方が面白いですが、うちはほぼ僕と奥さんの二人なので、二人でも遊べるのを紹介するのが多くなると思います。
ま、このゲームは対戦ではなく協力ゲームなので、やろうと思えば一人で4役演じてソロプレイもできますが。

プレイ人数 2〜4人
推奨年齢 8歳以上
プレイ時間 約45分

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です