Verflucht!

様々な化け物が跋扈するようになってしまった館の主からの依頼で、専門家として退治を請け負ったあなたは、今その呪われた館に足を踏み入れる…。

と言うわけで、ヘルシング教授かゴーストバスターズかは分かりませんが、そんな感じのキャラとして化け物退治していく協力型カードゲームです。タイトルの『Verflucht!』とはドイツ語で、訳すと「呪われた!」って感じ。日本版は未発売ですが、『呪いの館』や『呪われた!』などの名前で知られているようです。
【2018.5.1 追記】日本版タイトルは『呪われたクリーチャー』になったようです。

化け物が描かれたカードが40枚、それらを退治するためのアイテムカードも40枚。それぞれ1〜40の数字が書かれています。両方とも一緒に混ぜてシャッフルした後、まとめて積み上げて山札に…ではなく、全部テーブルにぶち撒けます。
Verflucht

手番ではカードを1枚めくり、化け物カードだったら全員に見えるよう表向きにして公開しておき、アイテムカードなら自分の手札とします。そしてアイテムを使って化け物を退治するかどうか? 化け物カードに書かれている数字以上の数字のアイテムがあれば退治できます。

これは1人プレイ時の写真で、わざとすぐ退治せずに何枚かカードをめくった後の状態のものです。

Verflucht

6のアイテムで6の化け物を、30のアイテムで30の化け物を退治します。
1体の化け物に対し複数のアイテムを使っても良いので、11と19のアイテムを合わせて30の化け物を退治することも可能。また、この写真で言うと23のアイテムで21の化け物を、37のアイテムで32の化け物を退治できますが、もったいないので止めときます。なるべくなら同じ数字のアイテムで仕留めないと、後で苦しくなります。

…と、自分が良い手札を持っている時は余裕なんですが、危ないのは手札が良くないのに化け物の方から襲ってきた場合です。

化け物からの襲撃条件は以下の2つ。

既に化け物カードが5枚公開されている状態で、更に化け物カードをめくってしまった。つまり化け物が6体になってしまった時です。この場合、最後にめくった6体目ではなく、6体のうち一番数字が大きい化け物が襲ってきます。襲われるのは今さっきカードをめくったプレイヤーで、アイテムを使えるのもそのプレイヤーだけです。

Verflucht

この写真で言うと、めくったばかりの23ではなく36からの襲撃を受けます。
返り討ちできるアイテムを持っていない場合は封印カードを使い、襲撃を回避します。封印カードは全プレイヤー共有で、プレイ人数によって使える枚数は違うが最大でも5枚しかありません。
また、あくまでも回避しただけなので、襲ってきた化け物カードは裏向きにしてテーブルのカード群に混ぜて戻します。

もう一つの条件は公開されている化け物の数字が連番になった時。

Verflucht

この写真だと既に3、15、17、36の化け物が公開されている状態で16をめくってしまいました。
15、16、17が連番になったので、この3体の化け物がいっぺんに襲ってきます。
ですが、この連番による襲撃では通常ではできない退治の仕方が可能。通常は化け物1体ずつしか退治できませんが、1度に複数の化け物を相手にできます。
15+16+17=48なので48以上のアイテム、例えば13+35=48とかで2枚のアイテムで3体退治とかできます。
また、他のプレイヤーも協力可能。但し、化け物との戦闘は各プレイヤー個別に行わなければなりません。
例えば襲われた本人(プレイヤーA)が13のアイテムしか持っていないからって、他のプレイヤーからアイテムカード貰うのはダメ。プレイヤーAは戦闘に参加せず、プレイヤーBが32のアイテムで15と16の化け物を、プレイヤーCが20のアイテムで17の化け物を退治とかは可。

プレイヤーの勝利条件は上記の2つによる化け物からの襲撃を全て返り討ちにすることです。
全ての化け物を退治ではありませんので、ぶっちゃけ1人プレイだとアイテム使い放題なので余裕で勝てちゃいます。
2人プレイでも余程ヘタしない限り普通に勝てる感じ。3人以上はまだやってませんが、アイテムが分散するので難しくなってくると思われます。元のルールだと持てるアイテムカードの枚数制限が無く、1人プレイとかだと簡単すぎるので、5枚までとかに決めてやると良いのじゃないかと。

プレイ人数 1〜5人
推奨年齢 10歳以上
プレイ時間 約15分

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