シーズン4 第4話「ワシと天使」
カードホルダーのミーティングを隠し撮りして来たマイケルだったが、ケータイのカメラで撮ったため、画像は鮮明には写っていなかった。かろうじて読み取れたナンバープレートから、それがトルコ領事の公用車だと割り出し、尾行するマイケルたち。領事の妻を降ろすために停車した公用車に近づき、ブラックホールで"スキュラ"のデータをコピーし始めるが、なぜか途中で止まってしまう。車から降りて遠ざかって行く領事の妻を見ていたマイケルは、カードホルダーは領事本人ではなく、その妻だと気づく…。
領事の妻リサは、"閣下"のオフィスに足を踏み入れていた。私からの指示があれば、すぐにロサンゼルスを発つようにと"閣下"から命じられるリサ。一方、リサが入って行ったビルから出て来るのを待ち構えているマイケルたち。ようやくリサは出て来たが、ボディガードに囲まれているため近づくことが出来ない。そしてその時、リンカーンは偶然近くに居たティーバッグと目と目が合うのだった。
逃げ出したティーバッグに追いついたマイケルとリンカーンは、鳥の図鑑を渡せと迫る。だが、揉めている3人を目撃した警官が近づいて来る。仕方なくマイケルとリンカーンが逃げたあと、ティーバッグは服装の乱れを直し、改めてゲート社を訪ねてコール(=ウィスラー)と名乗った。大歓迎で迎えられたティーバッグは、受付嬢からすでにジン氏から何度も電話があったと知らされる。そして、与えられたオフィスの部屋番号は211B。ジンという名とその電話番号、そして211B…それが何を意味するかは分からなかったが、どれもが鳥の図鑑に記されているものだった。
その頃、ニューヨークでは。コール(=ウィスラー)からまだ"スキュラ"を受け取っていないのかと、ジンが仲間から責められていた。結局、ジンを殺した男は、自らロサンゼルスに向かうと仲間に告げる。
リサの身辺を調べたローランドは、彼女がイーグルス&エンジェルスという団体のイベントに出席することを突き止める。それは殉職警官の家族を支援するための団体だと教えるマホーン。リサに近づくチャンスはそれしかないと、マイケル、リンカーン、マホーンの3名は、警官のふりをしてイベントに潜入する。リサが座るテーブルの下に仕掛けたブラックホールが、今度こそ"スキュラ"のデータをコピーし始める。だがその途中、"閣下"から指示の電話を受けたリサは、会場から出るため席を立ってしまう。そして、リサのボディガードに怪しまれたリンカーンは、一人だけ捕まってしまうのだが…。
アジトで待機していたサラに、ベネットが殺されたとドンから訃報が入る。自分のせいでベネットが死んだと自分を責めるサラは、アジトを抜け出して、独りでバーへと入って行く。目の前にあるグラスを見つめながら、ずっと断っていた酒を飲むかどうかで悩んでいたサラは、隣の男がバッグからクレジットカードを盗ったことに気づかなかった。男がそのカードで支払いをしたため、サラの居所がカンパニーに知られることに。グレッチェンを拷問していたワイアットも報せを受け、サラのいるバーへと向かうのだった…。
新たに登場したジンたち中国人勢力は、カンパニーと敵対しているようす。"閣下"がリサに逃げるよう指示したのも、この中国人絡みのようですが、まだハッキリとは分かりません。
上のストーリーで省略しちゃった部分では、ドンが独自に接触していた元カンパニーのメンバーがワイアットに殺されてました。他には、マホーンが息子を殺した男(=ワイアット)を調べて欲しいとローランドに頼んだり。あと、そのローランドが裏切りの予感。