The 4400 #4.10 – One of Us

4400 未知からの生還者4 第10話 「侵入者」

赤ん坊に戻ったイザベルと親子水入らずで新しく生活を始めたリチャード。ある朝、キッチンから聞こえる物音に目を覚ますと、亡くなったはずの妻リリーが当たり前のように料理を作っていた。夢か幻かと我が目を疑うリチャードだが、それは実体のある紛れも無く本物のリリーだった。ただその記憶は、急激に年老いてしまう直前までしか残っていないらしい。成長したイザベルの写真をリリーに見られてしまい、とっさに自分の友人だとウソをついたリチャード。しかし、やがて良心の呵責に耐えかね、イザベルの身に何が起こったかを打ち明けるのだが…。

プロマイシンを打つと50%の人は能力を得るが残りの50%は死んでしまう…今まではそう思われていた。だが、能力を得た者のうち、その90%が左利きだということに気づいたケヴィンは、2~3ヶ月のうちに完全に謎を解明できるとショーンに報告。朗報を伝えようと、すぐプロミス・シティーに向かったショーンは、あと2~3ヶ月待てばプロマイシンの副作用で死ぬかどうかを事前に知ることができるとジョーダンに説明する。そして、これ以上 無駄死にする人々を無くすため、それを公表して欲しいと。だが、ジョーダンはその頼みを断り、世界中の人間全員がプロマイシンを打つのを望んでいると明かす。副作用で死んでしまうような者には生きる価値もなく、能力を得た者だけが自分の目指す新世界に生きるにふさわしいのだと…。

プロミス・シティーの出現やリチャードによるイザベル拉致事件。これら失態続きのNTACシアトル支部に、国家情報局のレベッカが監視役として乗り込んで来る。そんな中、トムは幻覚に悩まされていた。それは、イザベルを誕生させるためにリチャードとリリーを交配させている自分の姿…知るはずの無い未来の出来事が、なぜか過去の思い出のように甦るのだ。トムの異変に気づき、レベッカに悟られないようフォローするダイアナとメーガン。しかし、そのレベッカこそ未来から送り込まれた10名のスパイの一人であった。レベッカに “指導” されたトムの精神は、かつてマシューの中に潜んでいた者によって乗っ取られてしまう…。

* * * * *

ネタバレしないよう気をつけていたら、今回は色々と書けない部分が多く、上のストーリー紹介が中途半端になってしまいました。

前回のリチャードに続き、今度はリリーが復活!…なんですが、たぶん今回1回限りなのですよ。これも詳しく書けないのですが。

新キャラのレベッカを演じているのは『24 -TWENTY FOUR-』シリーズのシェリー・パーマー役だったペニー・ジョンソン・ジェラルド。