The 4400 #1.04 – Becoming

4400 未知からの生還者 第4話「闇から呼ぶ声」

連続殺人犯から警察に挑戦状が送りつけられる。それは以前起こった事件と同じ手口だった。21年前にも同じ連続殺人があったが、なぜか急にピタリと止んでいたのだ。それが今になって何故・・・。その地域には生還者であるノックスという男が暮らしている。ノックスが行方不明だった期間も、ちょうど21年間。トムとダイアナは警察と協力しノックスの調査を始める…。

生還者への差別が日に日に強まっていた。心の拠り所を無くした生還者たちは、自然と自分たちが戻された湖に集まり、お互いを慰めあっていた。そこに同じく生還者の一人であるホテル王のジョーダンが現れ、皆が集まれる場所を用意したと言う。そして、生還者だけの世界を築こうではないかと呼びかける。

犯行現場で見つかった指紋はノックスのものでは無かった。容疑者の身元を割り出し、家に踏み込むが、容疑者は自殺していた。その頃、ノックスは通りすがりの女を盗撮していた。バーに入り、初対面の男にその写真を見せ話しかける。返り血を浴びて血塗れの男が逮捕され、自分が連続殺人犯だと自供する。だが、その男がバーでノックスに話しかけられた男だと言う事は誰も知らない。

生還者の集会に出席したリチャードとリリー。リリーが覚えもないのに妊娠したと話すと、ジョーダンは興味を示し、無職のリチャードにも就職を世話する。

ノックスは立ち寄ったガソリンスタンドで店員に女の写真を見せ話しかける。その店員が写真の女性を襲おうとした瞬間、トムたちに取り押さえられる。ノックスを尾行していて、ガソリンスタンドでのやり取りを目撃していたのだった。そして、21年前に連続殺人犯だったノックスが、声で他人の心を操る能力を身につけて帰還していたと分かる。逮捕されたノックスは完全防音の特別牢に入れられた。

トムが息子カイルの病室に入ると、ショーンが立っていた。息子にまた何かしたのか! 慌ててベッドの方を見ると、カイルが目を覚ましていた…。