プリズン・ブレイク #4.21 – Rate of Exchange

シーズン4 第21話「究極の選択」

ついに"スキュラ"を手にしたマイケルだったが、クランツ将軍に渡さなければサラが、クリスティナに渡さなければリンカーンが殺されることに。当然、両方を救うつもりだが、どちらを優先すべきか? マホーンは、クリスティナに撃たれて重傷を負っているリンカーンを先に救うべきだと助言する。取引場所に先回りしたマイケルは、クリスティナがリンカーンを連れて来たのを確認すると、クリスティナを罠を仕掛けた場所におびき寄せようとする。しかし、クリスティナの部下が罠を踏んでしまい、作戦は失敗。リンカーンは、またクリスティナに連れ去られてしまう…。

その頃、シカゴでひっそり暮らしていたスクレは、尾行されていることに気づく。逃げようとして追い詰められるが、その男はシーノートだった。意外な再会を喜ぶスクレだが、シーノートの目的はマイケルの居場所を聞き出すことだった。なぜか、シーノートも"スキュラ"を探しているらしい。敵になったのかと疑うスクレに、シーノートは、ある政府関係者に協力しており、"スキュラ"を手に入れられれば、スクレやマイケルたち全員が、今度こそ本当に無罪放免になれると言う。その言葉を信用すべきなのか、そしてシーノートを動かしているのは何者なのか?

海から這い上がったドンは、命拾いしたものの足を骨折して動けず、やがて意識を失った。そして、ふと目を覚ますと、病院のベッドの上。病室を訪ねて来たFBIのフランコ捜査官に、マイケルたちの居場所を吐けと脅される。免責と引き換えに、ことの真相をすべて話すと条件を出すドン。そんなドンの現状を知ったクリスティナは、口封じのために刺客を差し向ける。

クリスティナに連絡を取ったマイケルは、まだリンカーンが生きている証拠を見せろと迫る。電話口に出たリンカーンは、サラが妊娠していることをマイケルに告げ、自分のことは見捨ててサラを救えと言い残す。次の作戦を考えるマイケルだが、その間マホーンは元妻パムの身を案じて焦っていた。殺されたドンの妻と同じく、パムもクランツの部下に見張られている。このままではクランツの一声で、いつパムも始末されるか分からなかった。隠れ家から"スキュラ"を持ち出したマホーンは、クリスティナに取引を持ちかける。"スキュラ"を渡す代わりに、クリスティナの力でパムをクランツの魔の手から救い出して欲しいと。なぜ直接クランツと取引しないのかと疑うクリスティナに、マホーンはリンカーンの命も救いたいと答える。リンカーンには恩があるが、サラを助ける理由は、自分には何も無いと。

一方、クランツに連絡を取ったマイケルは、取引場所を指定される。やがて部下を引き連れてクランツが取引場所に現れると、そこには"スキュラ"を収めるケースが置かれていた。しかし、それを開けてみると中は空っぽ。騙されたとクランツが気づいた時には、マイケルはすでにクランツたちがいたホテルに引き返し、見張り役のティーバッグの餌食になりかけていたサラを救い出していた…。

* * *

おぉ、まさかのシーノート再登場。そして、シーノートを操る?影の人物とは…。次回、ついに、ホントに、いよいよシリーズ・フィナーレ。

2 件のコメント

  • 初めまして、いつも楽しみに拝見させて頂いています。
    フィナーレどうなるんでしょうね~?
    結末はハッピーエンドなのかそれとも・・・
    更新が楽しみでなりません。
    いつもいつもありがとうございます

  • ツルさん、返事がずいぶん遅れてしまい申し訳ありません。
    シリーズ・フィナーレのあらすじもUPしましたので、宜しければまた読んでみて下さいませ。