The 4400 #4.02 – Fear Itself

4400 未知からの生還者4 第2話 「心の扉」

恐ろしい幻覚を見せられ、精神を狂わされる事件が立て続けに発生。捜査に当たるトムとギャリティーだったが、その途中でギャリティーも狂わされてしまう。ちょうどNTACに復帰したダイアナと再びコンビとなったトムは、聞き込み捜査中にギャリティーが接触した自閉症の幼い少年ブランドンが原因だと突き止める。しかしブランドンは生還者ではないし、自らプロマイシンを注射したとも考えられないのだが…。

実はブランドンの父親が息子が治るのを期待してプロマイシンを注射したのだった。夫から息子の秘密を告白された母親はNTACに捕まるのを恐れ、ブランドンを連れて逃走。本人には悪意はなく、そんな危険な能力を持っているという自覚さえ無いが、早く確保しなければまた犠牲者が増えてしまうと焦るトムとダイアナ。だがその頃、幻覚のせいで母親の運転する車が横転し、その隙に逃げ出したブランドンが野放しになってしまっていた…。

獄中のイザベルに面会に来た男は、調査に協力すればもっと自由のある施設に移送してやると言う。取引に応じたイザベルから採血し、何らかの実験を始める男。すると男はイザベルの体はプロマイシンに拒否反応を示すようになっていると言う。もうイザベルがかつてのような能力に目覚めることは無いと。

昏睡から覚めたショーンは家族の住む実家に帰ることに。しかし、そこで弟ダニーからプロマイシンを注射したいと相談を持ちかけられる。50%の確立で死んでしまうと猛反対するショーンだが、ダニーはそれでも言うことを聞こうとしない。ショーンは一緒にダニーを説得して欲しいとカイルに頼む。だがそれを断わられたショーンは、カイルも自らプロマイシンを注射したことを知る。

そのカイルの前に再び姿を現したキャシー。カイルをとある家に案内すると、一人で訪ねてみろと言う。そこにはホワイトライト (White Light) というカルト教団の信者が住んでいた。住人が見せてくれた彼らの聖典に描かれた救世主の絵は、ジョーダン・コリアーと瓜二つ。聖典を読み終えたカイルが家から出ると、キャシーがまだ外で待っていた。そして聖典に予言されていたのは救世主コリアーだけでは無く、どんな病気も治すと書かれていたヒーラーがショーンで、救世主を正しく導くとされるシャーマンがカイルだと告げるのだった…。

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幻覚事件の真犯人を突き止めるまでが長いので、その部分をかなり端折ってしまいました。

シーズン1から出ているのにずっと脇役だったギャリティーが、トムの相棒になってやっと出番が多くなったと思ったのに…。ダイアナとコンビ再結成までのただの繋ぎ役じゃないか(泣

イザベルを調べに来た男の正体も謎です。イザベルに能力が無いと分かって、喜んでいるのか、それとも残念がっているのか? しかしホントにイザベルに何も能力が残っていないのなら、アラーナの身に何が起こったかをなぜ知ってたんだろ?

NTAC支部長のメーガンにも隠された秘密があるみたいだし、今回の見所はついに明らかになったカイルの能力か…。