The 4400 #4.03 – Audrey Parker’s Come and Gone

4400 未知からの生還者4 第3話 「最期のメッセージ」

年老いて体の自由も利かなくなったオードリー・パーカーは、自らプロマイシンを注射した結果、自由に幽体離脱が出来るようになった。若かった頃の姿で、どこでも好きな場所に行けるようになったオードリーは気ままな “散歩” を楽しみ、それをブログに書くのを日課としていた。そんなある日、お気に入りの女性画家ヴァネッサが詐欺師に騙されていると気づいたオードリーは、その詐欺師に直接会いに行き、ヴァネッサの前から姿を消すよう警告する…。

幽体離脱が出来るという謎の人気ブロガーの調査をしていたトムとダイアナは、その正体がオードリーだと突き止めるのだが…。その頃、”散歩” の途中で異変に気づき、自宅に飛んで帰ったオードリーが見たのは、警官やNTAC捜査官に囲まれた自分の遺体だった。いつも痛み止めに打っているモルヒネをわざと過剰摂取した自殺だと決め付けられたのを見て、自殺なんかじゃないと訴えるオードリーだが、当然その姿を見ることが出来る者は誰もいない。だが、自分が声を発すると電話や無線にノイズが入ることに気づいたオードリーは、それを利用して自分を殺した犯人をダイアナに伝えようとするのだが…。

すっかり回復したショーンは、また以前のように難病の人たちを救いたいと考え、かつて4400センターで教師をしていたヘザーの元を訪ねる。今や、それがどんなに素晴らしい能力であっても、公の場で使えば罪とされる世の中であったが、ショーンの決意を知ったヘザーは協力を約束する。そして二人は、政府によって閉鎖された4400センターを治療センターとして再開するとマスコミに発表。翌日には病気を治して欲しいと各地から大勢の人たちが集まって来るが、ショーンを逮捕しようとする警官隊がセンターの周りを取り囲む。一方、難病の父を抱えるメーガンは、ショーンに父を治して欲しいという思いと、NTACシアトル支部長として生還者の能力を禁じるという規律の間で板挟みになっていた…。

ホワイトライト教の聖典を手に入れて勉強するようキャシーに言われ、それを盗み出してしまったカイル。預言通りのシャーマンになるためとのことだが、カイルには何が書かれているかサッパリ意味が分からなかった。カイルが自分の話を信じていないと気づいたキャシーは、今夜2時にとある交差点に来て欲しい、もし来なければもう二度と私に会えなくなると告げる。真夜中、仕方なく約束の場所に向かうと、ちょうどカイルの目の前で交通事故が起きる。ケガ人はいないかと事故車に駆け寄ってみると、それに乗っていたのは…。

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オードリー・パーカー(本体の方)を演じているのは 『ショック集団』や『裸のキッス』 のコンスタンス・タワーズでしたよ! そりゃもう、エラいおばあちゃんになってはったけど。いやぁ、このゲスト出演は僕的にツボにはまりました。どうせなら、オードリーをもっとメインに描いて、#2.07 「美しき日々」みたいな異色編にして欲しかったなぁ~。