Lost #5.07 – The Life and Death of Jeremy Bentham

LOST シーズン5 第7話「ジェレミー・ベンサムの生と死」

島の地下で歯車を回したロックは、次の瞬間、どこかの砂漠に飛ばされていた。脚が折れて動けないロックは、監視カメラに気づくと、それに向かって助けを求める。しばらくすると、車が近づいてきてロックを病院へと運び込む。治療を終えたロックの前に姿を現したのは、チャールズ・ウィドモアだった。ロックがオーシャニック6を連れ戻すために島を出たのを知ったチャールズは、全面的な協力を申し出る。チャールズを信用して良いものかと半信半疑のロック。チャールズは、これから島で戦争が起きるであろうこと、そしてその時、ロックが島に居ないと、"間違った側"が勝利してしまうだろうと告げた…。

ロックにジェレミー・ベンサムという偽名を与えたチャールズは、世話係にマシュー・アバドンを任命。アバドンと共に各地を回り、サイード、ウォルト、ハーリー、ケイトに接触するロック。そして、かつて愛したヘレンのことが気がかりなロックは、アバドンにその消息を調べさせるが、すでに亡くなっていたことが分かる。ヘレンの墓参りの最中、何者かに銃撃されアバドンは死亡、慌てて逃げ出したロックは、交通事故を起こす。ロックが運びこまれたのは、偶然にもジャックが勤める病院だった。ジャックにも島に戻って欲しいと頼むロック。だが結局、誰一人として説得できなかったロックは、悲観の末、滞在先の安ホテルで自殺を図ろうとするのだが…。

[島では]暗闇の中、研究室の中を探っていた男は、奇妙な資料と共に銃を発見。そこに入ってきた女は、男をシーザーと呼び、収穫は有ったかと尋ねる。シーザーは銃を隠すと、めぼしい物は何もなかったと、その女、イラーナにウソをついた。生存者の中に、乗客ではない謎の男がいると、イラーナから聞かされたシーザーは、アジラ航空316便の墜落現場に引き返す。他の生存者に取り囲まれた謎の男は、名前を聞かれるとジョン・ロックと名乗った。

墜落に関して何か覚えているかと聞かれたロックは、自分がなぜ316便に乗っていたかも分からない。だが、自分の服装から考えるに、埋葬するために棺に入れられていたことは推測できた。なぜなら、あの安ホテルで自分が死んだことは覚えていたから…。

乗客リストを見せて欲しいとイラーナに頼むと、シーザーの許可が要ると言う。シーザーが居る「ハイドラ」ステーションに向かったロックは、墜落する前、316便が光に包まれた際、乗客の何人かが座席から忽然と姿を消したのが目撃されていると聞かされる。その中の一人の容姿を聞いたロックは、それがハーリーだと確信する。そして墜落後、パイロットと女が乗客リストを持って逃げたと聞かされたロック。光と共に消えなかった、かつての"仲間"がいるかも知れないと考え、ロックがケガ人が収容された部屋を覗いてみると…。

* * * * *

ジェレミー・ベンサムことロックが、サイードたちを説得しに回る部分をかなり端折ってしまいました。あと、チャールズの話によると、島でロックと出会った時は17歳だったとのこと。そしてベンに追放されるまでは、チャールズがアザーズのリーダーだったと言ってますが…。

新キャラのシーザーは、やはり前回ジャックに空港で声をかけた男性。イラーナはサイードを連行していた女性でした。この人たちはチャールズに仕込まれて316便に乗っていたとかって感じじゃないですね。

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