24: Live Another Day 5:00P.M.-6:00P.M.

『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』第7話

MI-5の介入により、危うく失敗しかけた囮捜査であったが、ジャックたちは武器商人ラスクのパソコンから、シモーンの携帯電話の位置情報を得た。だが、クロエが集めた情報によると、シモーンはなぜかバスに轢かれて重傷を負い、病院へと搬送中のようだった。早速、その病院へと急ぐジャックとケイト。一方、マーゴはシモーンが命令を遂行したかを確かめるため携帯に電話をかけるが、電話に出たのは救命士であった。事故を知らされたマーゴは、部下を病院へ向かわせる。

病院に着くと、ジャックはシモーンの病室へ、ケイトは一緒に保護されたというヤスミンに話を聞きに分かれる。ヤスミンの話によると、自分の母とシモーンが揉み合っているうちに、シモーンが母を刺したと言う。その現場を見て家を飛び出したヤスミンを追っている時に、シモーンはバスに轢かれたらしい。しかし、その前に聞こえてきた話では、シモーンがヤスミンたちをロンドンから逃がそうとしており、それはマーゴからヤスミンたちを守るためとのことだった。その話を聞き、シモーンを寝返らせることが出来ないかと考えるジャックたちだが、そんな会話をマーゴの部下が盗み聞きしていたのに気づかなかった。部下から報告を受けたマーゴは裏切りを心配し、シモーンの病室を爆撃するよう命じる。間一髪でシモーンを連れ、病院を脱出するジャックたちだったが、無人飛行機から次々とミサイルが発射される…。

部下のジョーダンにアダムの件がバレそうだと、密かに何者かに報告するCIAロンドン支局長ナヴァロ。その相手は、クロエも所属する暴露サイトのリーダー、ナヴァロにとっては敵のはずのエイドリアンであった。実は、ナヴァロから得た極秘情報を中国に売っていたのはエイドリアンで、二人はアダムにその罪を着せたのだ。ジョーダンを始末するため、マーゴに関する情報を直接預かってきて欲しいと偽の任務を与えるナヴァロ。分析官で内勤の自分がなぜと疑問に思いながらも、初めての任務に喜んで出かけるジョーダンだが…。

またしても、ロシア側からジャックの身柄引き渡しを迫られる首席補佐官マーク。ヘラー大統領はテロ阻止のためにジャックを利用しているだけであり、それが終わればすぐにでもと、言い訳をするマークだが、ロシア側はそれが嘘だと気づいていた。ヘラー大統領には知らせず、マークが密かに身柄引き渡しの書類を用意し、大統領のサインを偽造したことも。ついには、それをネタに脅迫されることに。その頃、爆撃された病院の惨状を目にしたヘラー大統領は、マークや娘オードリーにも相談せず、密かにある決意を固めていた…。

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