Star Maidens #1.13 – The Enemy

ついに人質交換が行われることになった。連絡を取り合い、着々と準備を進める地球のフルヴィアと惑星メデューサのオクタヴィア。だが、その中で第三者の通信が聞こえてきた。その途端、恐怖の表情を浮かべる二人。それはメデューサ人にとって天敵であるエイリアンのものだったのだ。やつらはメデューサを襲いに来るに違いない…。

オクタヴィアは、リズとルーディが巻き込まれないよう早く地球に帰そうと、予定通り人質交換のランデブー地点に向かうと言う。そしてフルヴィアには、アダムとシェムがメデューサに戻りたくなければ、地球に留まっても良いと伝えた。

オクタヴィアの許しが出たことで、晴れて自由の身となったアダムとシェム。しかし母星の危機を知ると、フルヴィアと共に戻ることを決心するのだった。

そしてランデブー地点に近づいた2隻の宇宙船。しかし、そこに例のエイリアンの船が迫って来る。フルヴィアたちの乗った船が攻撃され動けなくなった。武器を搭載していないメデューサの船では攻撃手段が無い。フルヴィアたちを助けられないとうろたえるオクタヴィアだが、ルーディは防御シールドをフルパワーで張り、エイリアンの船に体当たりする作戦を思いつく。作戦は成功し、フルヴィアたちの船は助かった。しかし、パワーを使い果たしたオクタヴィアの船が動けなくなった。ルーディの真似をして、今度はフルヴィアの船がエイリアンの船に体当たりする。恐れをなしてエイリアンの船は退却していった。

助けてくれたフルヴィアにお礼を言うオクタヴィア。しかしフルヴィアは、体当たりを決行したのは自分ではなくアダムだと伝えた。助けてくれたオクタヴィアを見捨てて逃げようとした自分を諫め、アダムが船を体当たりさせたのだと。オクタヴィアは、初めてアダムを奴隷ではなく、対等な人間として認めるようになるのだった。

* * * * *

英雄となったアダムの出現によって、惑星メデューサの男性は人間として扱われるようになるのか?
アダムとフルヴィアの関係はどうなるのか?
地球とメデューサの交流は平和的に行われるようになるのか?
これから一体どうなるのか、もっと知りたいところですが、今回が最終回なので全ては永遠に謎のままです。
最近は映画やドラマのリメイクが流行ってますので、どこかの大金持ちのプロデューサーが、道楽でこのドラマを映画化してくれないかな?
豪華キャストを使いつつ、特撮とかはわざと’70年代調のチープな感じで作ってくれたら、僕は喜んで絶対観に行きますけどね。
まぁ、興行的には絶対に大コケして関係者のクビが飛ぶでしょうけど…。