プリズン・ブレイク #3.03 – Call Waiting

シーズン3 第3話 「望みなき者」

マイケルがウィスラーを無事に脱獄させるその日までの連絡方法をリンカーンに伝える “ザ・カンパニー” のスーザン。毎日まずスーザンたちがどこかに監禁されているLJとサラの写真をリンカーンに渡す。リンカーンはそれを持ってマイケルに面会して脱獄計画の進行状況を聞き、それをスーザンに報告するのだと…。そしてその初日、リンカーンから渡された写真を見て、あることに気づくマイケル。本当に生きている証拠として、LJもサラもその当日の新聞を持たされて写っているが、サラはその新聞のある一点を指差しているのだ。サラは何かを伝えようとしているのではないか? マイケルは直接サラと電話で話させないと協力しないとハッタリをかける。だが、もしスーザンがそれを認めたとしても大問題が残っていた。SONAで電話を使えるのはただ一人。あのルチェロが持つケータイを手に入れる方法を考えなくてはならないのだ…。

面会に来た恋人ソフィアから、例の鳥の図鑑をリンカーンに奪われたと聞かされたウィスラーは、図鑑を返すようリンカーンに言えとマイケルを責める。するとマイケルは、そんな図鑑はおろかウィスラー自身にも何の興味もないと答える。自分やリンカーンが脱獄に協力しようとしているのは、愛しい人を人質に取られているからだけなのだ。監禁されているサラの写真を見せられたウィスラーは、すまなそうな顔をして引き下がる。だが、マイケルのことを100%信じたわけではないウィスラーは、マイケルの素性を探るためマホーンに近づく。

ケータイを手に入れるため、マイケルはルチェロの手下となっているティーバッグを利用することにする。ここパナマとは住民のほとんどがキリスト教の信者である土地柄。ここでもしお前が小児性愛者だとバレたら、ただでは済まないとティーバッグを脅す。確かにあのルチェロでさえ、妙に信心深いところがある…ティーバッグはおとなしくマイケルに従うしかなかった。だが、ルチェロが散髪に行っている30分間しかチャンスはない。ティーバッグは充電中のケータイを持ち出し、マイケルに手渡した。まずリンカーンに電話し、それからスーザン、そして監禁されているサラへと電話を回されている間に、すでに残り時間は少なくなっていた。ようやく繋がったサラは、やはりマイケルに監禁場所のヒントを教えた。そのヒントをリンカーンに伝えたのち、散髪から戻ってきたルチェロとギリギリ入れ違いでケータイを元の場所に戻し安心したマイケル。しかし、ケータイが充電台にキッチリとはまっていないのに気づいたルチェロは、履歴に残された見知らぬ番号に電話をかけてみる…。一方、ルチェロの右腕サミーは、ティーバッグが陰でこそこそしているのに気づく。サミーに脅しをかけられたティーバッグは、仲間に裏切者がいると先にルチェロに告げ口し、疑いの目を自分の他に向けさせる。

SONAの面会記録で住所を知り、訪ねて来たソフィアと話をするリンカーン。ソフィアは、君の恋人ウィスラーを脱獄させなければ、息子LJが殺されるとリンカーンから聞かされる。リンカーンが敵ではないと理解したソフィアだが、同時にウィスラーに自分の知らない謎があることを知る。

ソフィアと別れたのち、マイケルから聞かされたヒントを頼りに、とある村に着いたリンカーン。ここのどこかにLJとサラが監禁されているのか? どこを探せば良いか分からず、ただウロウロするだけのリンカーン。だが逆に、サラが監禁部屋からリンカーンの姿を発見した。靴を飛ばして窓ガラスを割るサラ…それに気づいたリンカーン。その部屋に駆けつけるリンカーンだが、一足違いで二人はまたどこかに連れ去られてしまった。

面会に来たリンカーンから、二人の救出に失敗したと聞かされたマイケルは、やはりウィスラーを脱獄させるしか道はないと知り、ようやく計画を練り始める。だが、そもそもなぜ “ザ・カンパニー” はウィスラーを脱獄させようとしているのか? チャーター船の船長だったウィスラーは、ある日、水質調査をするという男に頼まれて船を出した。ところが、しばらくすると政府関係者らしき者が現れ、その男が調べていた場所を教えろと脅してきたと言う。その時はもう場所を覚えていないと答え、話は終わったが、その後、酒場での乱闘に巻き込まれ、パナマ市長の息子を殺したとして逮捕されてしまった。どうやら “ザ・カンパニー” はウィスラーから早く水質調査の件について聞き出したいらしい…。

マイケルがウィスラーを連れて脱獄しようとしていることに感づいたマホーン。それについて駆け引きをしているマイケルとマホーンの会話を、こっそり盗み聞きしているベリックだった。

滞在先のホテルに戻ったリンカーンにスーザンから電話がかかる。今日の騒動の罰として、あるプレゼントを用意したと。指示された通り、ホテルのガレージに向かったリンカーンがそこで見たものは…。

* * * * *

マイケルと初めて会った時、ルチェロはTVでフォックスリバー刑務所の脱獄事件関連の番組を観ていて、「有名人のマイケルさん」のことを詳しく知ってるような口ぶりでした。それなら一緒に逃げたティーバッグのことも小児性愛者だという情報も知ってると思うんですが…。

いくら急いでいたからって、ケータイの履歴を消さないなんてマイケルらしくない凡ミス。ま、これは話を面白くするためのものでしょうけど。
“ザ・カンパニー” はウィスラーがSONAのどこに隠れているか分からないから困っていたみたいなんですよね。もう表に出てきたんだから、あとは “ザ・カンパニー” の力で釈放させるなりして連れ出せばいいと思うんですが、そこまでの力は無いのか?
うむー、今回はあまり面白くなかったので、こんなことばかりが目がついてしまいました。あと、スクレのこと書くの忘れてた。恋人マリクルースのいるシカゴに戻ろうとしてたんですが、リンカーンと違いスクレはまだ脱獄犯の身。マリクルースのためにも逆に戻るのを諦めてパナマに残ることに。リンカーンを訪ねて、例のウェストモアランドの隠し金の分け前をもらおうとしますが、あのお金は行方不明と聞かされ、どうしようもなくなってお酒を飲んで酔っ払ってるだけでした。