LOST シーズン5 第5話「死の島」
[島では]「4, 8, 15, 16, 23, 42」…無線機から聞こえる謎の数字。電波が強くなっていることから、近くにラジオ塔があるはずだと議論するフランス人たち。ジンは目の前にいる若き日のルソーから、今は1988年だと教えられ混乱する。フランス人たちに頼まれ、ラジオ塔を目指していたところ、黒い煙に襲われ、フランス人たちのリーダーらしきモンタンが遺跡に引きずり込まれる。モンタンを助けに行こうとするフランス人たちを必死で止めようとするジンだが、ルソー以外は全員遺跡に入ってしまう。ルソーと共にフランス人たちの帰りを待っていたジンは、やがて眩い光に包まれ…。
気がつくとルソーの姿は消えており、周りの状況から見て数週間が経っているようだった。とりあえず浜辺に向かったジンは、フランス人たちの射殺体を発見する。そしてルソーが自分のお腹の中の子の父親であるロベールをも殺害する現場を目撃。逆に姿を見られたジンは、ルソーの銃撃を避けるためにジャングルへと逃げ込む。ジンが再び光に包まれた次の瞬間、そこにはロックたちがいた。「オーキッド」ステーションに向かうロックたちに同行することにするジン。だがその途中、何度も起こるジャンプのせいで、ついにシャーロットの容態が悪化してしまう。シャーロットと彼女の側から離れたくないと言うファラデーを残し、ロックたちは先に進むことに。ファラデーと二人きりになったシャーロットは、自分がかつてこの島に住んでいたことを思い出し、その時の奇妙な出来事を打ち明けるのだった…。
一方、「オーキッド」に到着したものの、ジャンプのせいでステーション建設前の時代に飛ばされるロックたち。近くの井戸から地下に向かうため、一人でロープを降りていくロックだが、まだ途中でジャンプが起こり、一気に底まで転落してしまう。足が折れ、もがき苦しむロックの前に姿を見せたのは…。
[現在]ジャックたちの"同窓会"に乱入したサンは、ジンが死んだのはお前のせいだと責め、銃口をベンに向ける。島に戻るための頼みの綱を殺させまいと、必死でベンを庇おうとするジャック。そんな中、ジャックがベンと共謀して自分たちを島に連れて行くつもりだと気づき、ケイトとサイードはその場から去ってゆく。ジンはまだ生きていると告げたベンは、その証拠を見せると言うと、ジャックとサンを車に乗せて走り出す。そうして、とある教会に連れて来られたジャックとサンは、別の目的でそこを訪ねて来た古い友人と奇遇な再会を果たすことになる…。
シーズン1の頃にルソーが語っていた、仲間殺しのことがようやく描かれました。遺跡に入って行った仲間が"病気"になってしまったと考えるルソー。一方、ロベールは「黒い煙は"寺院"を守るためのセキュリティーシステムだ」と言ってましたね。