Lost #5.06 – 316

LOST シーズン5 第6話「316」

ふと目を覚ましたジャックは、自分が竹やぶの中で倒れていたことに気づく。その時、どこかで助けを求める声が聞こえたため、慌てて声のする方へと駆けつけと、ハーリーが滝つぼで溺れていた。飛び込んで助けたジャックは、次に川岸に打ち上げられているケイトを発見。他の仲間の姿が見えないことに不安を感じながらも、ジャックはなぜか嬉しそうな表情を浮かべる。なぜなら、ジャックは念願がついに叶い、あの島に戻って来れたからであった…。

その46時間前…。教会でベン、ジャック、サン、そしてデズモンドを出迎えたホーキングは、全員を地下のダーマ・ステーション「ランプポスト」へと案内する。あの島の位置を割り出すために作られたステーションだと説明し始めたホーキングの話に耳を傾けるジャックたち。だが、ジャックたちが島に戻ろうとしていることを知ったデズモンドは、自分は島に戻るつもりはないと憤慨し、ファラデーから母親のホーキングにメッセージを託されただけだと言い放つ。そして、ジャックにも島に戻るなと忠告すると、一人で教会から去ってしまう。説明を再開したホーキングは、ロサンゼルス発グアム行きのアジラ航空316便に乗れば、島に"行ける"とジャックたちに伝える。さらにジャックだけを別室に案内したホーキングは、ロックの遺書を手渡すと、なぜかジャックの父クリスチャンの所持品をロックに与えるよう指示。父とロックがどう関係しているのか、まるで意味が分からないジャック。

空港で落ち合うことを約束し、解散したあと、ジャックに祖父レイが入所している介護施設から連絡が入る。脱走騒ぎを起こしたと聞かされ、施設を訪ねたジャックは、レイがクリスチャンの靴を持っていることに気づく。もう何も残っていないと思われた父の所持品が目の前に。ホーキングに言われた通り、これをロックに与えるとどうなると言うのか…。その後、ジャックが自宅に戻ると、ケイトが一人で待っていた。アーロンはどこに行ったのか? ケイトは一緒に島に戻って欲しければ、アーロンのことは聞かないでとしか答えなかった。

翌日、ベンからの電話で、代わりにロックの棺を引き取りに精肉店へ向かったジャックは、父の靴をロックの遺体に履かせてみる。その後、空港に着いたジャックは、ケイトとサンを発見。そして、連邦保安官らしき女性に連行されているサイードの姿も見かける。さらに、誰に教えられたのか、同じ機にハーリーも搭乗しようとしているのを知る。離陸直前に遅れてやって来たベンは、なぜか傷だらけで腕も骨折している様子。316便が離陸してしばらくした後、機内アナウンスでパイロットがあのフランクだと知ったジャック。フライトアテンダントに友人だと名乗って取り次いでもらうと、操縦室から出てきたフランクは、ジャックとの思わぬ再会を喜ぶ。だが、客室を覗いてサイードやケイトたちの姿を発見したフランクは、自分の操縦する機が無事にグアムに着かないことを悟る…。

* * * * *

…というワケで、ジャックたちは意外とあっさり島に戻ってしまいました。他にもアジラ航空316便の乗客はたくさんいるのですが、その中で新レギュラーとして登場しそうなのは、サイードを連行していた女性と、空港でジャックに声をかけた男性の2名でしょうか?

ケイト、サイード、ハーリーが316便に乗るようになった経緯はまだ不明。あと、前日までピンピンしてたベンが傷だらけなのに、なぜ誰も理由を尋ねないのか? 有名人のオーシャニック6のうちアーロン以外の5名が一緒に乗ってるのに、なぜアジラ航空のフライトアテンダントは、何か妙だと気づかないのか?

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