LOST シーズン5 第12話「島の裁き」
「ハイドラ」ステーションで目を覚ましたベンは、自分を見つめているロックに驚く。やはり蘇ったかと喜ぶ振りをするベンだが、動揺しているのを見抜かれてしまう。自分を殺したことへの謝罪を求めるロックに、皆を島に戻すには、ああするしかなかったと必死に言い繕いながら、ただしルールを破って島に戻った自分は、審判を受けなければならないと話すベン。いったい誰が審判を下すのかと問われたベンは、あの黒い煙だと答えた…。
本島に渡るため、カヌーの準備をしているところを、シーザーたちに見つかってしまったベンとロック。勝手な行動は許さないと迫るシーザーに、ベンは躊躇せずショットガンを放った。本島にたどり着き、集落に向かったベンとロックは、かつてのベンの自宅に人の気配を感じる。中に入ってみると、そこにはサンとフランクがいた。この集落で撮られた古い写真をベンに見せるサン。それにはダーマ職員のジャックやケイトたちが写っていたが、ベンにはまったく覚えは無い。こんな写真をどこで見つけたと聞かれたサンは、クリスチャンという男から貰ったこと、そしてここでロックが来るのを待つように言われたことを話す。ベンや"生き返った"ロックを信用できないフランクは、やはり316便の生存者がいる小島に戻ろうとサンを誘う。ジンに再会するにはロックたちの助けが必要だと、サンに断わられたフランクは、仕方なく一人で小島に戻るのだが…。
審判を受けるため、自宅の隠し部屋で黒い煙を召喚するベン。しかし、黒い煙はいつまで経っても現れない。向こうが来ないなら、こっちが会いに行くしかないとロックに言われたベンは、黒い煙の居場所を知らないことを打ち明ける。自分は知っていると自慢げに答えたロックは、ベンとサンを連れて寺院へと向かう。ベンが一人で寺院の地下に入ると、黒い煙がその周りを包み込み、ついに審判が下される…。
今回はベンがメインの回。フラッシュバックでは、ルソーからアレックスを奪った時のことや、リーダーだったチャールズ・ウィドモアを島から追放した時のこと、そして316便搭乗時になぜ傷だらけになっていたのかが分かります。
あと、怪しげなキャラだったシーザーがあっさり死亡? その代わりイラーナが…な展開に!