The 4400 #2.11 – Lockdown

4400 未知からの生還者2 第11話「内なる憎悪」

国土安全保障省シアトル支局の医務室に立て籠もるダイアナとマイア。ドアを蹴破って入ってきたトムと銃を向け合うダイアナであった…。

ことの起こりは10時間前、シアトル支局の職員全員に届いたEメールだった。「今日はジョーダン・コリアーの誕生日。だが、お前たちは彼を守れなかった。」と書かれていた。そして、先日の殺人ウィルス事件(#2.08 参照)のような事態が起こった場合、国土安全保障省だけでは対処できないとして、カルプ少佐率いる軍の特殊部隊が常駐するため、支局を訪れる。だがその時、どこからか妙なノイズが鳴り響く。その音は女性には聞こえないらしかったが、その場にいた男性は全員おかしくなり狂暴になってしまった。そして、混乱を鎮めようとした支局長ジャーヴィスが部下に撃たれてしまう…。

そこにまた届いたEメールは犯行声明だった。生還者の誰かが能力を使ってテロを仕掛けたのだ。トムは誰も外に出られないよう建物を閉鎖する。犯人は定期健診に来ている数名の生還者の中にいると睨み、カルプ少佐は医務室に向かう。カルプ少佐がその生還者たちを皆殺しにするつもりと気づくトム。そこには原因不明の発疹を診てもらうためマイアも来ているのだった。なんとか正気を保っていたトムは、カルプ少佐を止めようと追いかけるのだが…。

テレビに出演し、4400センターはインチキだと糾弾するケビン・バーコフ博士。確かに生還者たちの能力は素晴らしいが、修行をすれば一般人でも能力が使えるようになるなんてあり得ないと言うのだ。彼は精神病患者であったが、以前の事件(#2.02 参照)で正気に戻った天才神経科学者で、のちに生還者たちの能力を開発することになるだろうとマルコが推測した人物だった。テレビを見ていたマシューは憤慨するが、ショーンはバーコフの言う事がもっともだと感じる。自分も一般人が能力を使えるようになるというのは半信半疑だったからだ。それならば、逆に博士に協力して貰い、それを実現させようと、ショーンはバーコフの元を訪れる…。

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やっぱあれだけじゃ終わらないだろうと思っていたジェフリー・コムス (バーコフ博士) が帰ってキターーー! カルプ少佐を演じるのは、『24 -TWENTY FOUR-』(シーズン4~) でCTUのカーティス役ロジャー・クロスでした。