Firefly #1.06 – Our Mrs. Reynolds

ファイヤーフライ 宇宙大戦争 第6話「新入り」

とある惑星でやばい仕事をなんとかやり遂げたマルたちは、リラックスして飲めや歌えの大騒ぎで夜を明かす。翌朝、追っ手が迫ってると知り、慌てて出発した一行。しばらくして、マルは貨物室に見知らぬ女が隠れているのを発見する。何者かと問いただすと、女はあなたの妻ですと答えた…。

面白がって、クルー全員にマルの新妻サフロンを紹介するゾーイ。皆はマルを冷やかすが、ただ一人イナーラは複雑な表情を浮かべる。結婚なんかしていないと言い張るマルに、サフロンは昨夜の出来事を話す。マルは、サフロンが注いだワインを飲み、一緒にダンスしたはずだと。惑星の風習を調べたブックは、それが確かに結婚の儀式であると知る。すぐにサフロンを連れ戻そうとするマルだったが、指名手配されているため戻るに戻れない。次の目的地、惑星ボーモンドで降りるよう説得されたサフロンは納得するが、到着するまでの間は妻として側にいると言うのだった。

料理を作ってくれたり、色々と世話をしてくれるサフロンにも惹かれなかったマルだが、ベッドで全裸で迫られると、つい誘惑に負けキスをしてしまう…が、その瞬間、意識を失って倒れてしまう。そして、操縦室にいるウォッシュにも同じように近づくサフロン。廊下でバッタリ出会ったイナーラは、サフロンがただ者では無いと気づくが、そのままシャトルを奪われ逃げられてしまう。

マルが殺されたと思い、部屋に飛び込んだイナーラだが、マルはまだ死んでいなかった。喜んで思わずキスをしてしまったイナーラも意識を失ってしまう。しばらくして意識を取り戻したマルは、恐らくサフロンは唇に薬を塗っていたのだろうとサイモンから聞かされる。なぜ同じように倒れていたんだと聞かれたイナーラは、サフロンに殴られて気絶したと誤魔化した。

サフロンに操縦パネルを壊され、コースを変更できないセレニティー。そのコース上に悪徳スクラップ業者のネットがあると気づくマル。ネットとは、それを通った瞬間に中の乗員を死亡させ、その後ゆっくりと船を解体するための罠なのだ。必死で修理を急ぐケイリーだったが、ネットはもうすぐ目の前に迫っていた…。

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一件落着したあと、イナーラがウソをついていた事に気づくマル。それで、二人の仲に進展が…と思ったら(笑。このままの微妙な関係の方がいいのかも知れないですね。

スクラップ業者を演じているのは『ザ・シールド』でアセベダ署長役のベニート・マルティネスでした。ほんの数秒しか出番ないし、顔もハッキリ映らないので気づき難いかも?