The 4400 #4.01 – The Wrath of Graham

4400 未知からの生還者4 第1話 「神になった少年」

あれから3ヶ月、NTACシアトル支部に新しい支部長メーガンが就任。早速トムを部屋に呼びつけると、刑務所に収監されているイザベルに面会してくるよう指示を出す。トムが姿を消したアラーナを探し続けているのを知っていたメーガンが、イザベルに聞けば何か分かるのではないかと、特別に手を回してくれたのだった。新しいボスの粋な計らいに感謝しつつ面会に向かったトムだが、イザベルは何も答えてはくれない。ただ、アラーナが消えたのはトムに対する罰かも知れないとイザベルは言う。私を殺すよう未来人に指示されたのに、それが出来なかったからと。そして、トムも自分と同じように未来人に利用されているだけだと忠告する…。

放浪の旅から戻ったカイルは、父トムからショーンはまだ昏睡状態のままだと聞かされる。病室を訪ねたカイルは、かつて自分がショーンに助けられたお返しをしようとするが、何の変化も起きない。目を覚まさぬショーンに、プロマイシンを注射したがいまだ何の能力も現れないと告白するカイルだった。公園で休憩しているカイルにキャシーという女性が話しかけてきた。キャシーは生還者に興味があると言い、カイルが誰かも知っていた。カイルがショーンのことを話すと、ショーンにプロマイシンを注射してみればいいとキャシーは言うのだが…。

スペインでのんびり暮らしていたダイアナにNTACのマルコから報せが入る。ダイアナの妹エイプリルがプロマイシンを使用したらしいと。真相を確かめるため、独りシアトルに戻るダイアナ。ママはすぐ戻って来るとマイアを慰めるベンだが、マイアはダイアナがもう戻ることはないと感じとっていた。

とある高校の男子生徒グラハムは、プロマイシンを打ったものの効果がないと嘆いていた。今までと相変わらず、皆から無視されイジメられるまま…。しかし3日目に奇跡が起きた。他の生徒たちが急にグラハムを神のように崇め始めたのだ。学校から連絡を受けたトムたちだったが、やがて教師たちまでがグラハムの信者となり捜査を妨害。バリケードを築き、学校に立て篭もるグラハムたち。さらに、学校を包囲していた軍や警察までもがグラハムの命令に従うようになってしまう。逆にNTACが包囲され、仲間が次々と逮捕される中、トムはメーガンを連れて脱出に成功する。

普通の人間がプロマイシンを注射すればどうなるか? 半数は超能力に目覚め、半数は副作用により死んでしまう。すでに多数の犠牲者を出しており、責任を感じたテスはまた精神状態がおかしくなっていた。姿を消したテスを追って、ケヴィンも隠れ家から外界に飛び出す。ニュースでグラハムの一件を知ったジョーダンは、ニセの救世主の出現に危機感を感じていた。やがてジョーダンは信者らに捕らえられ、グラハムの前に跪かされるのだが…。

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女性の新キャラが二人登場。新しい支部長メーガンは物分りが良い人なのかな? 前の支部長ニーナ・ジャーヴィスがどうなったのかは不明。そして、カイルと親しくなったキャシー。ネタバレになるので上のストーリー紹介で書けなかったけど、謎がありそうです。

他には、ジョーダン・コリアーの能力がついに…と、アラーナがなんと…な出来事がぁ。

オープニング・クレジットに、リチャード役のマハーシャラルハズバズ・アリの名前が無いっ! 今回はたまたま出番が無かったからなのか? でも主要キャストはその回に出番が無くても、普通は名前が載りますよね。まさかリリー役だったローラ・アレンみたいに、身の程知らずにギャラUPを要求してクビになったのか?