シーズン3 第6話 「3時13分」
マホーンが気づいていたのは、監視塔の警備兵が毎日必ず同じ店のコーヒーを持ち込んで飲んでいることだった。どうにかしてコーヒーにクスリを盛れば、あの警備兵は障害ではなくなると。面会に来たリンカーンに警備兵が捨てたコーヒーの容器を渡し、その店を見つけ出して手を打つよう指示するマイケル。そしてもう一つ、マイケルは最終確認としてサラが生きている証拠の写真を見せて欲しいと頼む。もし写真を見せられないと言うのならば、脱獄は中止だと “ザ・カンパニー” に伝えるようにと…。
ウィスラーの過去を知るらしい新入りの囚人ティーグに話しかけるマイケル。よくよく話を聞くとウィスラーが「大使 (Ambassador) といた」のではなく、ニースの「アンバサダー・ホテルにいた」とのことだった。そのホテルのコンシェルジュであったティーグは、当時はマクファデンと名乗っていたウィスラーのことを覚えていたらしい…。
マホーンの面会に現れたのは、かつての部下ラングと内務調査官サリンズ。レイノルズ大統領らによる陰謀のすべてをマホーンが証言するならば、すぐにでもSONAから出してやると条件を出す。しかし、SONAほど酷い刑務所ではないにしても、何年かの服役は免れない。それならば、このままマイケルたちと脱獄する方が良いのではないかと葛藤するマホーン。
ソフィアに教えられたコーヒー・ショップで待機するリンカーンたち。やがて例の警備兵が現れ、やはりコーヒーを注文した。リンカーンはクスリ入りのコーヒーとすり替えようとするが失敗。それを見ていたソフィアは色仕掛けで警備兵に近づこうとするのだが…。
ティーグが死体となって発見された。ウィスラーが犯人と疑われ、このままではルチェロに処刑されてしまうことに…。脱獄実行までの時間が迫る中、必死で真犯人を探すマイケル。ルチェロの右腕サミーが邪魔なティーバッグは、このチャンスを利用しようと思いつく。そして、サミーに罪を被せれば、ウィスラーを救えるとマイケルを誘惑する。その話に乗るかどうか悩んでいたマイケルは、ふとマホーンのベッド隠された血の付いたナイフを見つけた。
急いでルチェロの部屋に駆け込み、マホーンが真犯人だと告げるマイケル。だがその時、正門が開かれ、マイケルたちの目の前でマホーンは釈放された。まんまと逃げられたと悔しそうなルチェロ…だが、他の囚人たちへの見せしめのため、誰かを犯人として処刑しなければならない。抵抗するウィスラーを取り押さえるよう部下に命じ、ルチェロはその手にナイフを握り締めた…。
偽造するよう頼んでいたサラの写真をスーザンから受け取るリンカーン。しかし、それはマイケルに最初に見せた写真とまったく同じものだった。こんなものを見せたら、すぐマイケルにバレてしまうと怒るリンカーンだが、それで何とか誤魔化すようにと命令される。仕方なく面会に向かったリンカーンだが、やはり写真は見せることが出来ず、サラがすでに殺されたことをついに白状した。
ショックを受け茫然とするマイケル。やがてウィスラーを見つけると、サラが殺されたのはお前のせいだと、皆の前で怒鳴りつけ…。
あぁ、ティーグはたったこれだけの役でしたか。もっと話に絡んでくるのかと思ってたのに簡単に殺されちゃった。そして、FBIの二人は久しぶりの登場です。マホーンと一緒に行動するでしょうから、しばらくはまだ出番がありそうですね。
スーザン絡みの話を書くの抜けてました。この人も本当は良い人なのかどうか、いまいち分からん。今回描かれた過去の話なんかを見ると、色んなことがあって今は怖い人になっちゃったみたいですけど。今回はリンカーンのウソに気づき、あともう少しでLJを首チョンパするところでした。
ベリックのことも書き忘れたー。なんか…これってベビーターンの予感? いい人になりそうな気がする(笑