新生活を始めたベイツ家に現れた招かれざる訪問者。それはノーマと前夫との間の息子ディランだった。上辺だけの挨拶を済ませた後、ノーマンがクラスメイトのブラッドリーたちとバス停で待っていると、そこに暴走車が突っ込んできた。路肩に乗り上げ、停止したその車が父のものだと気づき、慌てて駆け寄ったブラッドリーが見たのは、生きたまま焼かれながらもハンドルを握っている父の変わり果てた姿だった。
現場検証中のロメロ保安官たちは、近くの茂みに隠すように停められている別の車を発見。それは行方不明となっているキースのものであり、ロメロはやはり現場の近くに住むベイツ家への疑惑を一層深める。逆にそれに気づいたノーマは、副保安官のシェルビーと親しくなろうと近づく。
そしてもう一人、ノーマに疑惑の眼を向ける人物が。それは他ならぬ息子のディランだった。自分の父の死、ノーマンの父の死、そしてモーテルを買い取るほどの金をどうやって得たのか？さらにベイツ家に転がり込んでからは、何か別のことを隠そうとしているノーマと、それを手伝っているようなノーマンの怪しい言動をも感じ取っていた。
クラスメイトのエマと親しくなったノーマンは、モーテルの一室で見つけた手帳を隠し持っていたのを見つかってしまう。中を見たエマは驚きつつも興味を持ち、書かれている中国語をパソコンで調べ、意味を解析する。そして描かれた絵が近くの山だと気づき、ノーマンを連れてその場所に向かうのだったが…。
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