追っ手から逃れ、無事に山を降りられたノーマンとエマ。だが、エマは自責の念に駆られていた。逃げる途中で、例の手帳に描かれていた山小屋を発見していたのだ。一刻も早く警察に報せるべきだと言うエマに反対するノーマンは、手帳に書かれていることは現実なんかじゃないと言い放つ。エマは手帳に囚われ過ぎていると。しかし、手帳に影響を受けているのは、明らかにノーマンの方だった。授業中でも手帳のことばかり気になるノーマンは、やがて監禁女性の白日夢を見たかと思うと突然倒れ、病院へ担ぎ込まれる。
一方、ベイツ家にロメロ保安官たちが乗り込んで来る。捜査令状を持って来られては、さすがのノーマも拒否は出来なかった。病院に向かったノーマは、医師の言うことも聞かず、ノーマンを退院させる。家に着いた途端、自分の部屋に駆け込んだノーマンは、ベッドの下にあるはずの物が無くなっているのを知る。ノーマンは、キースの付けていた工具ベルトを処分せずに隠し持っていたことをノーマに告白する。それが無くなっているのだと。なぜそんな事を…と責めるノーマだが、今さら取り返しがつく訳でもなく、覚悟を決める。
シェルビー副保安官の家を訪ねたノーマは、ベルトは自分が発見したが、他の誰にも話していないと聞かされる。ノーマを守るために、このまま秘密にしておくと。安心したノーマは、シェルビーと口づけを交わし、やがて…。
ノーマからシェルビーとの話を聞かされたノーマンの反応は、母のそれとは違っていた。シェルビーに弱みを握られたのではないか、それをネタに脅されるのではないか、そのせいで母が奴の言い成りになって…? ベルトを取り返すため、独りでシェルビーの家に忍び込むノーマンだが…。
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