ファイヤーフライ 宇宙大戦争 第7話「ジェインの町」
仕事のためカントンに降り立ったマルたち。数年前にここで問題を起こしたというジェインは、見つからないよう必死で変装していた。取引きに向かった一行は、町外れにジェインの像が建てられているのを見つけて驚く。だが、一番驚いたのはジェイン本人だった。住民の話を聞いてみると、ジェインは伝説の英雄だと言う。金持ちから金品を奪い、貧しい者に与えてくれる義賊なのだと…。
マルに問い詰められジェインが話した真相はこうだった。ここの行政官ヒギンズから大金を奪ったジェインだったが、逃げる時に攻撃を受け、船のパワーが出なくなってしまった。重量を減らすため、せっかく盗んだ金も全部捨てて、命からがら脱出したのだと。その時、空から降ってきた金をジェインが恵んでくれたと、住民たちは勘違いしているのだ。
変装した男がジェインだと気づいた住民は、英雄の仲間だと言いマルたちも歓迎する。しかし、ヒギンズの耳にもジェインが戻って来たという情報が伝わった。ヒギンズは牢から一人の男を解放する。それは当時のジェインの相棒で、逃げる時に置き去りにされた男スティッチだった。一人で逃げた相棒に復讐するため、スティッチはジェインの元に向かう…。
力は強いが、オツムは弱い…いつもアホな役回りのジェインが主役のなんちゃってヒーロー編。でも、ラストはちょっとシリアス。
