Firefly #1.10 – War Stories

ファイヤーフライ 宇宙大戦争 第10話「戦下の絆」

妻のゾーイがいつもマルと行動を共にするのが、ずっと気に食わなかったウォッシュは、今日の取引きは自分がついて行くと言って譲らない。仕方なくウォッシュを連れて、初めて二人だけで取引きに向かうマル。だが、ウォッシュはこれを後悔する事になる。取引き現場に潜んでいた男たちに拉致され連れて行かれたのは、あのニスカ(#1.02参照)のアジトである宇宙ステーションだった…。

やがてゾーイは、いつまで経っても戻って来ない二人は、ニスカに捕らえられたと気づく。皆からかき集めた金を持ち、一人でアジトに出向いたゾーイは、これと二人を交換して欲しいと頼む。この程度の金額では一人分しか返せないと言われたゾーイは、躊躇せず夫ウォッシュを選んだ。

セレニティーに戻ると、早速マル奪還の準備を始めたゾーイとウォッシュ。そんなの自殺行為だと言って反対するジェインだったが、ブックやサイモンまでが銃を手に取るのを見て、自分も作戦に参加を決める。

セレニティーでアジトに突っ込み、突撃するゾーイたち。だが、ケイリーは足がすくんで動けず、取り残されてしまう。ニスカの部下に囲まれ絶体絶命のケイリーに、リヴァーがよろよろと近寄って来た。これで二人とも殺されてしまうと諦めたケイリーだったが、落ちている銃を拾った途端にリヴァーが豹変。相手の方を見ずして、正確に敵を一人ずつ撃ち抜いてゆく…。

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#1.01 の最後にも書きましたように、先に映画版『セレニティー』を観ていたので、リヴァーが大活躍のシーンが記憶にありましたが、TVシリーズでは今までずっと大人しいままでした。今回やっとその片鱗を見せ始めたって感じでしょうか?

それに、牧師と言いながら武器の扱いに慣れているブックもやはり怪しい。