4400 未知からの生還者4 第12話 「訣別」
トムが未来人のスパイの一人となってしまったことに気づいたダイアナとメーガン。その体内に潜む何者かを追い出す方法を見つけ出そうと、二人はペック (*1) からある情報を聞き出した。どうやらナノロボットを体内に注入されたらしいと分かるが、現在の科学力ではそれを取り除くのは不可能だとマルコは言う。唯一の方法は、大量の放射線を浴びせてナノロボットを破壊することのみ。しかし、それはトム自身も死んでしまうことを意味していた…。
イザベルに再び能力を与え、うまくプロミス・シティーに送り返したトム。次にレベッカ (*2) から与えられた指令は、マイアが余計な予知をしないよう処置することだった。トムに騙され、能力を抑えるためのプロマイシン抑制剤を打たれたマイアは、以前の時のように体調を崩してしまう。
テスたち仲間を引き連れてプロミス・シティーに潜入したショーンはケヴィン奪還に成功。それを受け、今度はジョーダンたちが4400センターを襲撃し、ケヴィンを再び奪い取る計画を企てる。そんな中、トムに脅されたイザベルはジョーダン拉致を決行。トムやレベッカの前に連行されたジョーダンは、自分の能力が逆利用されると気づき、驚愕するのだった。
君の言う通りにしたばかりにジョーダンが連れ去られたとキャシーに激怒するカイル。しかし、キャシーはこれも最初から計画のうちだと言う。ジョーダンのいなくなったプロミス・シティーを、カイルが治めることになるのだと。
やはりプロマイシンを打ちたいと弟ダニーからせがまれたショーン。検査をしたケヴィンから絶対に大丈夫とお墨付きをもらい、ついにプロマイシンを打ったダニーだったが…。
- *1 – 生還者でC級映画監督。未来から来た10名のスパイの存在を暴いた。#4.06 参照。
- *2 – 国家情報局の偉いさん。未来から来た10名のスパイの一人。#4.10 参照。