4400 未知からの生還者3 第11話 「未来の福音」
ショーンとイザベルの結婚式に乱入し、すぐ逃げ去ったホームレス風の男…それは死んだはずのジョーダン・コリアーだった。しかし、その顔をハッキリと見たのはショーンとトムの二人だけ。ジョーダンを探すため、結婚式を中止すると言うショーンに激怒するイザベル。だが、イザベルが苛ついている理由はそれだけではなかった。自分が騙して死なせたジョーダンが本当に生き返ったのならば、復讐されるのではないかと恐れているのだった。
ジョーダンの行方を追ううち、ホームレスの溜まり場で “名も無き救世主” として崇められていることを知るトムたち。しかもそれは地元だけではなく、ジョーダンは各地を転々としながら信者を増やしていた事も分かった。それでも未だにその行方を掴めず焦っていたトムたちの前に、意外にもジョーダンの方から姿を現した。ジョーダン暗殺事件を報じる新聞記事を頼りに、獄中のカイルに面会を求めて来たのだ。すぐさま NTAC に保護されたジョーダンだが、記憶を失い自分が誰かも分かっていなかった。トムは逃亡生活中のアラナを呼び戻し、ジョーダンに触れさせて記憶を取り戻させた。
ジョーダンが生きていると証明されれば、息子カイルが釈放されるかも知れないと喜ぶトム。しかし、ジョーダンの影響力を恐れた上層部は、ジョーダンの復活を闇に葬ろうと画策していた。それを知ったトムは、ジョーダンが NTAC に隔離されていると情報をリークする。それにより、ショーンに率いられた大勢の生還者や信者たちが NTAC の建物を取り囲み、ジョーダンを解放せよと騒ぎ始める…。
妹エイプリルの突然の訪問に戸惑うダイアナ。恋人ベンと一緒に暮らすため、シアトルに引っ越してきたとの事。そして紹介されたベンは、至ってマトモな写真家だった。これでやっと妹も真面目な生活を送るだろうと、ホッと胸を撫で下ろすダイアナ。しかし、マイアがママはベンと結婚すると予言する。面倒な事にならないよう、ベンを避けようとするダイアナ。しかし、やはり運命には逆らえないのか、エイプリルに隠れてベンと会うようになってしまう…。
ジョーダン・コリアーの復活、カイルやエイプリルの久々の登場、アラナも戻って来たと言う事で、色々と見せ場の多いエピソードでした。