シーズン2 第8話 「デッド・フォール」
スクレに金を持ち逃げされ、途方に暮れるマイケルたち。しかし、追っ手が迫っているので、じっとはしていられないと、バラバラの方向に逃げ出した。森の中でスクレを見つけたマイケルは後ろからそっと近づき…そして二人は抱き合って喜んだ。他の連中に金を渡さないよう仕組んだ芝居だったのだ。だがその喜びも束の間、大金が入っているはずのバッグに詰まっていたのは、ただの古雑誌だった。追っ手がすぐ近くに迫ってきたため、川を渡って逃げようとしたマイケルとスクレ。橋代わりの丸太の上を歩いている途中、バランスを崩したスクレが川に落ち、その拍子に丸太に足を挟まれてしまう。身動きが取れなくなったスクレは、マイケルに一人で逃げろと言うのだが…。
釈放された息子LJを遠くから見つめているリンカーン。早く息子に近づきたいが、自分が姿を現すのを捜査員らが待ち構えているのは分かっていた。だが、LJに金をせびったが断られた物乞いが、LJに襲いかかるのを見たリンカーンは…。
罠にハメられたと気づき、自分の部屋から逃げ出したサラ。助けて欲しいと、父の部下に連絡を取るが、その男も敵だったと分かる。誰も信じられなくなったサラは、一人寂しくマイケルからの手紙を読んでいるうち、そこに書かれた暗号の解き方を閃いた。次第に明らかになる秘密のメッセージだったが、肝心な最後の手紙を部屋に忘れてきたことを思い出す。
マホーン捜査官は、トゥイーナーの死の状況に疑問を持たれ、内務調査官の厳しい追求を受ける。
その頃、うまくバッグをすり替え大金を独り占めしていたティーバッグは、上機嫌で車を飛ばしながらある場所へと向かっていた…。