シーズン4 第6話「チームプレー」
4枚目の"スキュラ"を狙って、競馬場にやって来たマイケルたち。ベリックがわざと騒ぎを起こして警備員たちを引きつけている隙に、マイケルはマネージャー室に侵入してブラックホールを設置。一方、リンカーンは馬の出走ゲートに細工を仕掛けていた。そしてレースが始まると、8番ゲートだけが一瞬開くのが遅れる。その馬に賭けていたカードホルダーは大激怒し、マネージャー室に怒鳴り込む。マイケルたちの思惑通り、"スキュラ"のコピーは無事に終わった。だが、ブラックホールを回収するために再びマネージャー室に侵入したマホーンが、警備員に見つかり逮捕されてしまう…。
リンカーンから連絡を受けたドンは、マホーンが連行された警察署を訪れる。ドンの姿を見たマホーンは釈放に来てくれたのかと喜ぶが、署に保管されているマホーンの私物を引き取りに来ただけだった。折り返しドンから連絡を受けたリンカーンは、ブラックホールは回収できたが、マホーンの釈放は無理だったと皆に伝える。仲間を見捨てるのかとスクレは怒るが、ドジを踏んだマホーン一人を助けるために危険は冒せないとリンカーンは答える。そして意外にも、マイケルもリンカーンの意見に賛成だと言い、次の作戦を練り始める。
自分のことを探っているドンの存在に気づいた"閣下"は、ワイアットにその処理を任せる。クランツ将軍("閣下")をなぜ嗅ぎ回るのかとワイアットに威圧されるが、ドンは作戦を悟られないようウソついてやり過ごす。だがその時、ワイアットはドンの車の中に残されていた警察署の駐車券に気づき、そこへと向かう。
妹の家に逃げ込んだグレッチェンは、かつて自分がプレゼントした陶器の置物を叩き割る。すると中には、銃や偽造の身分証明書などが詰まっていた。姉の秘密に初めて気づき、驚きながらもその身を案じる妹、そしてその娘エミリーに別れを告げて家を出て行くグレッチェン。死体安置所を訪ねたグレッチェンは、ウィスラーの妻を装って遺品を手に入れ、ウィスラーの隠れ家の情報を得る。
警察署に着いたワイアットは、ドンがツワンという男に面会に来たと知る。すぐにその正体がマホーンだと気づくが、一方のマホーンも署内の拘置所からワイアットの姿を発見していた。死を覚悟したマホーンはマイケルに電話をかけ、あとで必ず自分と息子の仇を討ってくれと頼むのだった。
同僚から怪しいと気づかれてしまったティーバッグ。もちろん、同僚はティーバッグの正体は知らず、ただの詐欺師と思っているようだが、警察に通報されると命取りなのは変わらず。慌ててオフィスから逃げ出すと、自宅に戻って逃走の準備をするのだが、そこに予期せぬ訪問者が…。
上で書かなかったネタバレを少し。
マホーンが捨てたメモを拾ったローランドは、それでワイアットのケータイの電話番号を知ることに。やはり裏切りの予感。
グレッチェンの妹の娘エミリーは、実はグレッチェン自身の子供です。