Star Maidens #1.10 – The End of Time

人質交換の話し合いをすることになった惑星メデューサのクララ大統領と地球代表のエヴァンス博士。だが、エヴァンスを迎えに地球に行っていたオクタヴィアがメデューサに戻ってみると、地下都市の灯りは消え、人々は姿を消していた。心当たりのあるオクタヴィアが急いで大統領の部屋に行ってみると、数人の女性に見守られクララがベッドに横たわっていた。やはりオクタヴィアの思った通り、大統領が亡くなったため、メデューサの “時間” が止まってしまったのだ。

地球人であるため、”時間” の影響を受けなかったリズとルーディ。事態が分からず、無人の街を彷徨っていた二人は、大統領の側近シーダに捕らえられる。この二人が地球に逃げ出すため、大統領を暗殺したに違いないと。二人をすぐ処刑すべきだとシーダは主張するが、オクタヴィアは証拠が必要だと反対する。大統領の死因を調べるため、医療ロボに死体をチェックさせるオクタヴィア。すると、メデューサには存在しないウィルスのせいだと分かった。やはりリズとルーディが犯人なのか? しかし、医療ロボはそれ以上に重大なことを発見する。確かにウィルスによって身体の機能は著しく低下してはいるが、大統領はまだ死んではいなかったのだ。そしてエヴァンスの協力により、その原因と治療法が明らかになる。

だがその頃、シーダの独断により、処刑のため地表に放り出されたリズとルーディは、人知れずひっそりと死にかけていた…。