プリズン・ブレイク シーズン5 第8話「DNA」

海に飛び込み、間一髪でミサイル攻撃を免れたマイケルたちは、漁船に助けられ、フランスのマルセイユに到着。スマホでサラとメッセージを交わし、お互いの無事を喜び合っていたが、やがてサラらしからぬ文章が返ってきたことから、ジェイコブがサラになりすましているのではと疑う。サラと息子マイクが心配なマイケルは、一刻も早くアメリカに戻りたいが、やはり正規のルートを使えば、カニエル・オウティスとして発見され逮捕されてしまう。そんな弟の姿を見兼ねたリンカーンは、非常に危険だが奥の手が一つあると言う…。

リンカーンは現在、ある男とトラブルになり、借金を返さなければ殺される身だと打ち明ける。その男とは、フォックスリバー刑務所から共に脱獄したマフィアのボス、あのジョン・アブルッチの息子でルカという。だが、これを逆に利用し、借金を全部返すと連絡を取り、ルカの密輸ルートを使わせて貰えれば、密かにアメリカに戻れるのだ。連絡を取ると、疑いながらもルカは密輸ルートの利用を許可してくれたが、実際には金など無い。あとはニューヨークに到着後、ルカにどう言い訳するかなのだが…。

空港の倉庫で、ルカとその部下たちに取り囲まれるマイケルとリンカーン。二人が金を持っていないと知り、殺そうとするルカに、マイケルはリンカーンの借金を帳消しにしろと強気に迫る。そうしないと、倉庫の近くに待機させているDEA(麻薬取締局)の捜査官たちを突入させると。ハッタリだと相手にしないルカだったが、マイケルの合図で本当に倉庫が黒塗りの車に囲まれる。慌てて逃げ出したルカと部下たちを見ながら倉庫に入って来たのは、マイケルから連絡を受け、捜査官に変装したシーノートやシバたちであった。

サラの自宅にやって来たマイケルとリンカーンだが、中には誰もおらず。相手がジェイコブだと気づいてない振りをして、スマホでメッセージを送るマイケル。ジェイコブを騙して車を尾行したマイケルたちは、サラとマイクの居場所のヒントを得る。ジェイコブの車の中に、マイクが描いた絵が残されていたのだ。それは一見、ただの絵のようだが、実は地図になっていた。息子も自分と同じような才能があることに喜びを隠しきれないマイケル。

マイケルからの指示で独りシカゴに来ていたウィップは、ミシガン湖に浮かぶブイに隠されたある物を手に入れる。船着き場に戻ってきたウィップを待ち構えていたのはティーバッグだった。見知らぬ男に話しかけられ警戒していたところ、共通の友人カニエル・オウティスのこと、さらには誰も知らないはずの自分の本名を口にしたため、ウィップは男に掴みかかり一触即発の状況に…。

一方、ジェイコブたちはマイケルがブルーハワイに撮らせていたビデオチャットの画像を解析。やはりマイケルの新しいタトゥーにはメッセージが隠されていた。ジェイコブがなぜカニエル・オウティスを殺そうとしているか、その真相に気づき始めた殺し屋ペアは、この任務とやらに疑問を持つようになる…。

ようやく地図の場所にたどり着いたマイケルたち。その屋敷に忍び込んだマイケルはついに息子マイクと対面。地図を隠した絵のことを褒めるマイケルだが、マイクはそんな絵は描いていないと答えた。その頃、屋敷の外で見張っていたリンカーンにも近づく影が…。

原題: Progeny

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原題のProgenyとは「子孫」という意味ですね。マイケルとマイク、ジョン・アブルッチとルカ、そして…。蛙の子は蛙ってことかな。

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